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BET法、等温線について

等温線・BET法についてわからないことがあり、質問させてもらいます。  まず、添付した等温線ですが、なぜ相対圧力が0.9以降で、窒素の吸着量が 増加しているのでしょうか?ちなみに横軸が相対圧力で、縦軸が不安なのですが、窒素の吸着量(volume(cc/g))だと思います。  次に、BET法はなぜ、0.05<相対圧力<0.35という条件じゃないと成立 しないのでしょうか?初歩的なことかもしれませんが、よろしくお願いします。

みんなの回答

  • jamf0421
  • ベストアンサー率63% (448/702)
回答No.1

>なぜ相対圧力が0.9以降で、窒素の吸着量が増加しているのでしょうか? 適当な大きさの細孔があれば毛細管凝縮の可能性もありますが、その場合、さらに圧が上がると最後にFlat部分ができます。相対圧0.9以降で急に立ち上がるだけでII型あるいはIII型の吸着ですから多分子層吸着の進行で、液体窒素で表面がぬれているためです。 なお、もしこの等温線がII型で、低圧での立ち上がりがないとすると、BET法でもあまり信頼のおける面積はでないとおもいます。 >0.05<相対圧力<0.35という条件じゃないと成立しないのでしょうか? BETという均一表面上の多分子層吸着モデルの限界なのでしょう。ただし活性炭などは0.2くらいでも多少曲がる例がいくらもあります。

magnetite_
質問者

お礼

回答ありがとうございます。なかなか理解できなくて、ちょっと困ってたんで、助かりました。一応添付した画像の等温線はIII型ですので、BET法でも 大丈夫かと。

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