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数学的帰納法って、本当に正しいの?

数学的帰納法って、本当に正しいの? k=1のときはわりとわかりやすいのですが、次の、 k=nのとき、与式が正しいと仮定して……の部分がよくわかりません。 k=nのとき、与式が正しくなかったらどうするの?って思っちゃいます。 k=nのとき、与式が正しくなかったらどうするのさ?って思っちゃいます。 数学的帰納法は正しいとどうして言い切れるのでしょうか。 特にK=nのとき、与式は正しいってどうしてわかるのでしょうか。 もしくはどうしてk=nのとき、与式は正しいと仮定するのでしょうか。 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • aidlii
  • ベストアンサー率36% (9/25)
回答No.7

n=kとかn=k+1とか書いてあるから分かりにくいのでしょうね。  自然数について、ある性質が成り立つことを証明したい時に、その性質が、次の二つの条件を満たすことを証明すれば、全ての自然数で成り立つことを示せたことになるのではないでしょうか。 (1)その性質は、自然数の最初の数である1については成立する。 (2)その性質が、ある自然数で成立するならば、次の自然数でも成立する。  この(1)(2)の条件を満たすことを証明できれば、その性質は、 (1)から1で成立。  1で成立しているのだから(2)から1の次の自然数である2で成立。  2で成立しているのだから(2)から2の次の自然数である3で成立。  3で成立しているのだから(2)から3の次の自然数である4で成立。  以下これを繰り返せば、どんなに大きい自然数でも、いつかは成立することが分かる。したがって、その性質が、全ての自然数で成立することを証明できたことになる。  いかがでしょうか。ここまでは納得いただけますでしょうか。  しかし、実際の数学の問題では「ある自然数」とか「次の自然数」という書き方では、書きづらい。だから「ある自然数」をkで表し「次の自然数」をk+1で表すのです。  つまり、半ばお気づきの通り「ある自然数」kで成り立つというのは仮定なのです。「ある自然数」kで成立すると仮定すれば「次の自然数」k+1で成立することを示す。これで上に述べた(2)が示せるわけです。  こんな説明でいかがでしょうか。それとも、すでに疑問はこれまでの回答か、自力で解決済みでしょうか。ならばそれに越したことはありません。

  • ymmasayan
  • ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.6

数学的帰納法は正しいです。 文章を半分だけ読むとそういう疑問がでてしまいます。 ↓の「任意の自然数 k に対し,P(k) が真であれば,P(k+1) も真である。 」 は続けて読んでください。 「であれば」が「仮定すれば」の部分ですね。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E5%AD%A6%E7%9A%84%E5%B8%B0%E7%B4%8D%E6%B3%95
  • nag0720
  • ベストアンサー率58% (1093/1860)
回答No.5

>k=nのとき、与式が正しくなかったらどうするの?って思っちゃいます。 「k=nのとき、与式が正しいと仮定して……」 この命題自体は、k=nのとき与式が正しいかどうかは関係ありません。「正しいとしたら……だ」と言っているだけです。 例えば、 1.「明日雨なら、明日の運動会は中止です」 2.「明日の運動会が中止なら、明後日は登校日です」 これらの命題は、明日雨かどうかに関係なく正しいですよね。 1は、「明日雨なら中止だけど、雨が降らなかったら運動会はやるかもしれないし、別の理由でやらないかもしれない」ということを言っているだけです。2も同様。 これだけなら、「明日雨が降る」「明日の運動会は中止」「明後日は登校日」は正しいかどうかは分かりません。 しかし、天気予報で明日の降水確率が100%となったら、明日の運動会の中止は確実となり、明後日は登校日も確実となります。 つまり、1,2の命題だけでは、仮定はあくまで仮定のままですが、「明日の雨が降る」が確実(事実)となった時点で、運動会の中止と明後日の登校日が確実(事実)となるのです。 これが、数学的帰納法の手法です。

  • koko_u_u
  • ベストアンサー率18% (216/1139)
回答No.4

>数学的帰納法って、本当に正しいの? 実に深淵な問い掛けですね。 個別の 1 や 2 や 3 についての考察から「すべての n」なる摩訶不思議な結論を得るわけです。 我々はそのような数学的存在 = 自然数があるものとして、数学を展開しているのです。

  • alice_38
  • ベストアンサー率43% (75/172)
回答No.3

k=N のとき与式が成立しなかったら どうなってしまうかと言うと、 『k=n のとき与式が成立すると仮定すると、 k=n+1 のときも与式が成立する』という 帰納ステップが、1≦n<N の範囲の どれかの n については成立しなくなるのです。 だから、数学的帰納法の手順で証明を 正しく完了することができたなら、 その与式については、そんなことは起こらない ので、安心して宜しい。 『数学的帰納法が成立する』とは、 そういうことです。 では、数学的帰納法が成立すると 何故言えるのかといえば、 その部分には、根拠はありません。 数学的帰納法は、自然数の定義の一部であり、 単なる仮定です。 自然数を扱う際には、数学的帰納法は 成り立つものと合意した上で、数学を始めよう …という、最初の約束なのです。 その約束に合意したくない人は、 世間の人とは異なる数学を 独りで行えばよいのでしょう。 もしかしたら、数学基礎論的に 面白いかもしれません。

  • Ae610
  • ベストアンサー率25% (385/1500)
回答No.2

数学的帰納法 仮定1:n=1のとき成立 仮定2:n=kのとき成立すればn=k+1の時も成立 仮定1,2の成立によってNの全ての数に対して成立すること。 今、この結論を否定してみる。 自然数{N}の全ての数について成立たないと仮定する。すると結論が成り立たなくなる最初の数が存在しなければならない。それをmとする。(m∈N) 仮定1.によってmは1ではない。するとmの前の数が存在する。 (それを*mとする。(*m∈N)) mは仮定が成立しなくなる最初の数であるからmの前の数*mに対しては仮定が成立するはずである。従って仮定2により、*mの後の数mに対しても成立しなければならないはずだが、mは仮定が成立しない最初の数としたことに矛盾する。 よって数学的帰納法は、Nの全ての数について成立する事が分かる。

  • naniwacchi
  • ベストアンサー率47% (942/1970)
回答No.1

いままでにも同様の質問があったと思います。 一度、検索もしてみてください。 単純に言えば、「将棋倒し式」の証明法です。 ・n= kのときに対して、「となりの」n= k+1が正しいということが示され、 ・先頭(n=1)が正しいことが言えれば、 将棋倒し式に n= 2, 3, 4,…一般の nに対して命題が正しいと言えます。

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