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名刀

刀は何気に弱く、すぐダメになってしまうと聞いたことがあります。よくマンガやゲームに出てくるような名刀は実際はどうだったんでしょう? というか、宮本武蔵にしろ他の人にしろずっと同じ刀を使うなんてあったんですか?

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  • BRANDX
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回答No.3

 他の方の回答にもあるように、武士が合戦等で用いる武器としての頻度は、弓や槍よりははるかに少なかったようです。  武士が闘争の場において、刀剣を多用したと云われている一例として、幕末の新撰組の活動が挙げられます。  近藤勇が池田屋事件の時に使用した刀は「長曽根虎徹入道興里」の作刀と云われています。乱戦の最中、近藤勇は数名の志士達を斬殺あるいは重傷を負わせたのですが、同じように働いたほかの新撰組隊士の刀が著しく損傷したのに対し、自らの刀が、ほとんど何事も無かったという内容の手紙を郷里に送っています。「拙刀は虎徹ゆえにや無事に候」と書いたそうです。  しかし、この近藤勇にしても常時使用できる状態に保たれた刀は一振りだけではなく、幾振りかの刀を、研ぎ上げた状態で保管し、ローテーションを行わなければならなかったようです。  同じく新撰組では、史上最も多くの侍を刀で斬ったと云われている土方歳三がおりますが、彼は常用の刀として「和泉守藤原兼定」を拝刀しておりましたが、脇差としては異例に長い二尺くらいの「堀川国広」を用いておりました。この二つの刀はともに名刀と呼ばれている物ですが、刀剣を用いた実戦の頻度が高い彼にとっては、名刀とはいえ、「刀はいつ折れたり使用不能になるか分からない、よって予備の刀も大刀に匹敵する能力を持ったもでなければならない」という考えがあったようです。  折れず、曲がらず、その切れ味が鋭利であるとされる日本刀の、その中でも大業物と称せられる刀を達人クラスの剣客が使用してすら、場合によっては事故が起こったようです。もちろん数打ち物と呼ばれる安物の刀に比べて、これらの名刀の切れ味や耐久性能が格段に優れていることは間違いありません。

その他の回答 (4)

  • puku02
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回答No.5

たしかに、日本刀は刃こぼれしやすいし、血糊等で切れ味が落ちます。  実際、宮本武蔵も京都で吉岡一門との決闘では、草むら等に予備の刀を相当数忍ばせていたといいます。 また、幕末の頃、「人斬り**」とよばれた人達は、主に「突き」を多用したとのことです。

noname#4681
noname#4681
回答No.4

それは、いつの間にか広まって、誤った常識化されてしまった迷信です。 確かに、一度も手入れもせず、ずっと抜き身のままで 携帯し、人を切りまくっていたらそうなるかもしれませんが そんな使い方はされてませんよね。 よく言われる「3,4人切ったらすぐだめになる」 というのは、刀の使い方も知らない下手糞がやった場合です。 正しい切り方を知らないから刃が駄目になるのです。 刃こぼれさせない、血糊を付けないというのも 腕前の内、ということです。 ですから、達人であればあるほど、名刀であればあるほど刀は長持ちします。

noname#161749
noname#161749
回答No.2

漫画やゲームのように一本の日本刀で長時間の戦闘や、 何人も切る事は出来ません、 日本刀はすぐに刃こぼれしますし(血糊や脂肪で切れ味が落ちます)、 日本刀は刀と握り手が一体でなく目釘という釘でつながっていて、 人を切って抵抗があるとこの釘に抵抗がもろにかかるのでぐらぐらになります(中国の青竜刀のような柄と本体の一体型ではない)、 また切り方が悪いと「腰が伸びる」といって刀身が曲がってしまいます(切っ先から3寸位までで切らないとダメ)、 それと図書館などで『刀と首取り』(鈴木眞哉著)『弓矢と刀剣』(近藤好和著)なんかを読まれると良いと思います、 古文書などを元に日本刀の実戦度を検証されておられますから、 両氏によると日本の合戦は弓や槍中心で日本刀はホトンド役に立たなかったとされてます(精神的支柱だとか)、 実際槍や薙刀の方が強いそうですし。

  • ma_
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回答No.1

名刀であっても、刀を錆びさせずに、消耗させずに保管する事を怠れば、サビてしまうと思います。 下記サイトが参考になります。

参考URL:
http://www.aoi-art.ab.psiweb.com/hanbaikousaku/treatment-j.html