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キャッシュフロー見積もり法の貸倒引当金戻入
独学で公認会計士を目指している者です。 キャッシュフロー見積法の貸倒引当金戻入の概念について簡単に教えていただけませんでしょうか? 手元の参考書には繰入の方法は記載があるのですが、戻入についての記載がありません。 時間の経過とともに割引現在価値が増加し引当金として計上する額も減少することはわかるのですが、悩んでいる問題には貸付期間の指定がなく単純に改訂後の利率と改訂前の利率の差を受取利息とし、この受取利息を当初の割引現在価値に改訂前利率を掛けた額から控除し戻入額を算出しています。 この計算が何を意図しているのか見当がつきません。わかりにくい質問で申し訳ありませんが、お分かりになる方がいらっしゃいましたら教えていただければ幸いです。
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質問者が選んだベストアンサー
私も言葉でうまく説明できないのですが、 計算方法の一つとして、各期の割引価値の差を取る方法があります。 そしてもう一つの計算法として、償却原価法の利息法でもいいのです。 改定前利率を使ってキャッシュフローの現在価値を求めると言うのはそういうことですので。 債権の割引価値に改定前利率(実質利率)を掛け、そこから改定後受取利息(名目利息)を引くと戻入額になります。
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- iNL
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5%と2%であれば改定後の2%が名目利率になります 年数のわかっている例題で確認してみるとよいと思います
- minosennin
- ベストアンサー率71% (1366/1910)
会計士試験の問題ではありませんが、類似のものがありました。 設例 割引効果の時間の経過による実現分 17,000円 条件緩和後の利息の当期回収額 20,000円 この設例による仕訳 原則法 現金預金 20,000円/受取利息 37,000円 貸倒引当金 17,000円 例外処理 現金預金 20,000円/受取利息 20,000円 貸倒引当金 17,000円/貸倒引当金戻入 17,000円 ご質問に直接お答する力はありませんが、何かヒントにでもなれば。
お礼
ご回答有難うございます。この処理をする理由が知りたいと思っていたのですが、お陰様で受取利息として処理する方法が原則だということを勉強できました。貴重なお時間いただきまして本当に有難うございました。
お礼
なるほど!確かによく考えれば将来的なキャッシュフローは現在価値と一致するわけですから償却原価法でも良いわけですよね。一つ疑問なのですが、例えば5%から2%に利率を変更した場合の名目利率は2%で良いのでしょうか?それとも(5-2)%=3%が名目利息の利率となるのでしょうか?問題では後者を採用していたので、本来回収できた利息をクーポンとして適用しているのかと考えていたのですが、もしご覧の様でしたらご回答いただければ幸いです。 いずれにしましても割引価値の差額で求める方法しか頭にありませんでしたので、至極勉強になりました。ご教授有難うございました。