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ファクターとパーセントの計算
いまいちファクターという概念が 理解できていないのですが、 1Nの塩酸なんかを0.5Nにするときなどは どのようにして計算すれば良いのですか? もう一つ。 『10%塩化ナトリウム溶液』を作るとき、 重量で考えて1gNaClと9gH2Oを混ぜるのか 分子量も考えなければならないのか判りません。 その考え方も教えてください。
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1Nの塩酸のファクターが0.988(例えば)の場合、実際は、0.988Nだという意味です。従って、この場合、0.5Nにするには、1/0.5*0.988=1.98倍に希釈すればよいことになります。 『10%塩化ナトリウム溶液』というだけで他に指示がなければ、通常重量%ですので、1gNaClと9gH2Oを混ぜれば良いです。分子量も考えなければならないのは、モルが関連してくる場合です。
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- 0144kita
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この教えてgooに何回か出ていますが、ファクター(力価)とは、調製した溶液の濃度が調製すべき濃度とどれだけ異なっているかを表現したものです。その価を実際に調製した溶液の容積に掛けると実際の濃度が求められることになります。 したがって、1N塩酸を0.5N塩酸に薄めて調製した場合は、標準となる物質を用いて、改めてファクターを求めることが基本です。 しかし、簡略的な実験では、正確に半分に薄まったとして、1N塩酸のファクターをそのまま使ってもいいのではないでしょうか。ファクターは半分になるのではなく、1.001などと1の近くになるのだと考えると混乱しないでしょう。 10%溶液は質量基準ですと、溶質が10%になればよいわけですから、分子量は関係ありません。これは、モル濃度などのときに必要でしょうが、質量濃度は単に質量が得られたらよいのです。ですから、天秤だけで調製することができます。 どちらの問題も過去の教えてgooの中に答がありますから、上の検索の機能を使って調べてください。
お礼
ありがとうございます。 同じような質問をするのもどうかと思いましたが、 自分が直面した疑問を直接聞いて見たかったのです。 今後は、なるべく検索機能を利用しようと思います。
お礼
具体的なお答えありがとうございました。 試薬を作ってしまった後から、 本当にこれで良かったのか心配だったので安心です。