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ファクターの求め方
こんにちは。 分析化学についての質問です。 お詳しい方、どうかご協力お願いいたします。 例えば、中和滴定で、 0.1Nシュウ酸標準液10ml で 0.1N水酸化ナトリウムを滴定すると10.2ml 要したとすると、水酸化ナトリウムの規定度は 酸のN×酸の体積=塩基のN×塩基の体積 から 塩基のN≒0.098 そこから 0.1N水酸化ナトリウム溶液のファクターを求めるときに f=滴定で求めたNaOH溶液のN(0.098) ÷ 0.1 となるのは何故でしょうか? 根本的なところを理解できていないような気もします。 申し訳ございません。 どうかよろしくお願いいたします。
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>根本的なところ そういえば言えますが、ファクターとは早い話「理想の値」と「現実の値」との「比」なので、このまま覚えて下さい。 別の言葉で言えば、「現実の値」÷「理想の値」がファクターの定義です。
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- Saturn5
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シュウ酸は純度が高く、計量しやすい試薬なので電子天秤とメスフラスコを 使うと0.1Nちょうどの標準溶液の調整が可能です。 しかし、NaOHは純度が低く、潮解して計量しにくいので、0.1Nというのは あくまでも、法螺(ポーラ)なのです。それを校正(コーセー)して、 姿勢(資生堂)を正してちゃんとした(シャンソン)リアル(ロレアル)な値にした ものがファクターなのです。 シュウ酸のような純度が高い物質ではF=1.0となり、このようなものを マックスファクターといいます。 今回のケースでは表示されているNaOHの規定度が0.1です。 しあkし、シュウ酸との滴定で計測されるリアルな値が0.098Nです。 よって、実施の値は表示の98%なのでファクターが0.98なのです。
お礼
回答ありがとうございます。 なんとか納得の行く答えを導き出すことが出来ました。 ご協力ありがとうございました。
>この分母の0.1というのは、一体どこ由来のものなのでしょう。 それは「0.1N水酸化ナトリウム溶液」の濃度の「理想の値」から来ています。
お礼
回答ありがとうございます。 今、丁度自分で比を求めて、納得の行く計算が出来ました。 この0.1の意味がわかってよかったです。 ご協力ありがとうございました。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 今後ファクターの計算をしていく上では 現実の値÷理想の値 を用いてゆけば良いのですね! この分母の0.1というのは、一体どこ由来のものなのでしょう。 もしかしたら私はそれがわかっていないせいで躓いているのかもしれません。 回答ありがとうございました! 大変参考になりました。