- 締切済み
自分の嘘を正当化する心理
管理職をしているのですうが、手に負えない部下が1名います。 失敗しても人のせいにしたり、嘘をついたりと、反省をしません。 自分が悪いことでも、悪いと心底思っていないので反省できないのだと思います。 分かりやすく一例を話すと・・・ 今月末までに納品しなければならない制作物Aがあります。 Aについて、納期通り行けそうか?と聞くと、大丈夫ですとの回答。 問題がありそうなら、早めに相談しなさい。ともアドバイス。 結果、納期に間に合わず。 原因を問い詰めると・・・ ○○さんが資料出すのが遅かったから。 では、なぜ早めに催促をしなかったか? 毎日催促はしていました。 ○○さんに聞いたら、一度も催促されなかったと言っていたが。 いいえ、私は催促しました。 ・・・水掛け論してもしょうがないので。なぜ遅れそうなら相談しなかった。 相談しても解決しないと思ったからです。 相談しない内から自己解決したら、なにも成長しないぞ。 私なりに一生懸命やっているんです! こんなやりとりが、頻繁に続きます。 以前はやさしく諭していたのですが、まったく効果が無かったので 舐められているかと思い、怒気を込めて怒ると、「言い方が気に食わない」 と返答されるしまつ。何回も言っても効かないから、こういう怒り方になら ざるを得ないと説明しても、人間性を疑うとか言われる始末です。。。 こういった心理にはどのような対処法が効果的でしょうか? 一時は褒めて延ばそうと思ったのですが、調子乗って余計に失敗します。 ちなみに私は30男、部下は20代後半の女性です。 仕事は出来ないのに、周りには上から目線で接しているので、おそらく 同期や課内からも良く思われてないと思います。 見捨てる、とか処置なし、的な回答は求めておりません。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- harrywithers
- ベストアンサー率60% (199/331)
こんにちは、 質問者さまは優しい方ですね。業務上のことは、釈迦に説法かも知れませんし、 考えの至らない点もあると思いますが・・・ 問題点は、ふたつあって、このふたつは分けて考え対策を立てた方が、 早く解決に、たどり着くかと思われます。 問題点のひとつは、 1)「仕事に支障をきたさないように、この部下を動かすには?」であり。 もうひとつは、 2)「この部下に、普通のモノの考え方や行動をしてもらう為にどうするか」 ということだろうと思います。 2)は、複雑で難しいので、後回しにします(笑) さて、1)ですが、具体的には、ひとつの仕事を任せた時、 工程表を細かく作り、一個一個の工程が終わるたびに、 貴方自身がチェックして行きます。勿論、実行するのは部下で、 出来上がっているのかを確認しチェックするのが、上司の仕事です。 そして、仕事のスケジュールや締め切り、納期を出来るだけ余裕を持って 時間をとります、もしかすると、本当の納期と、部下に任せる為の納期を 日数をズラして設定しておく必要があるかも知れません。 (可能ならばですが・・・) ・1)の為には、取引先や他の部署との連絡をマメにとる必要があるでしょうし、 ある部分では、各部署への“根回し”も重要になるでしょう。 ・相手を、その年齢の大人だと考えていては、質問者さまの中の“当たり前や 普通という感覚”が発動し、感情が揺すぶられ、怒りがこみあげます この部下を、10歳くらいの子どもだと、考え、教え込んでください(笑) ご自分の感情との格闘を避けられ、楽に問題点を見つけて対処が出来ます。 ・部下には、部下を信用しないのではなく、業務上で仕事の進行を チェックしていること、そしてそれが、管理者としての仕事であることを しっかりと伝えて誤解を避け、仕事をキチンとこなして欲しいことを伝えましょう ※ここで伝えるということは、単なる伝言ではなく、相手が納得し、 心底からわかるまで伝える。ということです。 1)の方策を取りながらも、(これは、2)にも関連してきますが) 部下との信頼関係を築く努力を怠らないことが大切です。 1)の方策の、根底にあるのは、以下に仕事をスムースに、 滞りなく進めるかであり、最終的には、仕事を完成させ、仕事を覚え、 部下に成功体験を味わってもらい、この部下に、自己肯定の為の言い訳をするよりも、 仕事を完成させて、皆から認められる方が本物の肯定感を得られる、と 気づいてもらう、ことにあります。 その為には、上手く行かないことも沢山出てくると思います。しかし、 質問者さまが、書かれているように、単純に叱ったり褒めたりすることでは、 この部下の成長は望めません、効率的に仕事を遂行させ、仕事を通して、 成功体験や周りの人に認められるという体験を積んでいくことで、 この部下の防衛(=嘘)が解除されて行くと考えられます。 さて、2)の方策です。(実際には(1)と平行して行う事になります。) この部下が何故嘘をつくか?の答えは、人に責められたくない (=私は悪くない)からです。しかし、この防衛機制は相当に根深そうですので、 こういった人は褒められると、本人は“やっぱり自分が正しいんだ!” と間違った観念を助長することに成ります。 だからといって責めると、殻に閉じこもり、他人への攻撃を始めます。 この心理は、主に養育者(主に母親)との関係が原因で20数年、育てて来たモノなので、 一朝一夕に、解決しようとしても、上手く行きません。変えようとすると 余ほどの覚悟が必要ですし、それ相当の時間も掛かると思ってください。 そして、 こういう子どもじみた嘘は、 養育者からの攻撃から身を守る為に生み出した処世術ですから それを編み出した幼児時代そのままの対応する為に、 他人からは“精神的な幼さ”と見えます。 2)の方策は、(会社からの命令で)可能なら カウンセリングなど専門家の治療を受けてもらい、 本人の“心の傷”を癒すことです。 ※この場合、心の専門家とは、病院(精神科)などとは、(全く関わりのなく) 独立して開業しているセラピストのことです、精神科や心療内科のドクターは “心”を扱えません、彼らの分野は、身体(脳)と薬なので、そこでは治せません。 身体の傷も、心の傷も同じことです、血が大量に流れ出て、 自然治癒力では治しようがない時には、医者や専門家の力を借りなければなりませんが、 心の傷の厄介なことは、ある程度の深さの心の傷は、周りを傷つけても本人が気づかない と言うことです、もっと致命的になると、本人が痛み始めますが、そのレベルまでは “気づく力”が衰えてしまっている為に、この部下に「気づけよ!」と言っても無駄です。 1)と2)の併用が、最も効果的だと思いますが・・ 1)の方策が、効果を上げて、仕事がスムースに完了したら、部下の手柄にして「次も頼むよ!」と 本人を認めてあげることです。少しづつ成功体験を積むことで、心の傷が癒されると、 本人にも“気づきの力”が蓄えられてきます。本人に“気づく力”があれば、 叱られることも、受け入れることができます。ここまで行けば成功だと思われます。 以上、理論を書くのは簡単ですが、実行するのは大変なことだと想像しますし、 会社では不可能なこともあるかと思います。そして、 短期間で人を変えることはできません、長期的な計画も必要になります。 そして「自分を変えることが出来るのは、自分自身だけです。」 しかし、この部下の方に気づいてもらうことが出来たら、 ご質問者さまの、人間関係のスキル、リーダーシップに、大きな飛躍があるのという 大きなオマケ付きです(笑)。 まさに、「情けは人の為ならす・・・」 微力ながら健闘を祈ります。
- asa2009
- ベストアンサー率0% (0/3)
お気持ち、お察しします。 私も最近、似たようなケース、似たような人に2、3度遭遇して いて、もしかしたら現代社会に流行の対人姿勢(?)かも・・・ と思い始めています。 私の場合、若い人ではなく、ある程度年齢のいった方たち(30台 前半と50才ぐらい)に同様の対応を取られました。 なので、相手の年齢のせいではないと思います。 私の遭遇したケースの場合ですが、「本当は、やる気ないんじゃ ないの?」と思える振る舞いがあったので、何度か「大丈夫です か?」「断ってもらって、かまわないんですよ?(無理なら、 早めに断ってもらったほうが、有り難いです!)」と連絡して みました。 が、その度に「お任せください」とか「**まで進んでいます」 とか「完成し次第、こちらから連絡します」などの、前向きかつ 具体的な記述のメールが来たり、あるいは私が先方まで出向いて 行く事を求められられた時もあったので、思わず信じてしまい ました。 が、もちろん、何カ月待っても、何の音沙汰もありません。 (私の場合、仕事ではないのですが、こちらにすれば非常に重要 な案件で、相手もその事は理解していました) 的外れだったら申し訳ないのですが、まずは相手の論理、その人 なりの考え方を理解することから始めないと対処法もわからないと 思うので、私なりの解釈を書いてみます。 恐らく・・・ですが、彼らは他人に自分がどう思われるかが(歪ん だ形で、なおかつ異常なまでに)気になる人たちなのではないで しょうか? 何に価値観を置くかは、人それぞれです。 例えば仕事であれば、「締め切り」とか「物が完成するかどうか」 とか「契約が取れるかどうか」とか「売上の金額」などなど、 ≪事実、もしくは現実的な成果≫が要求されます。 でも、「感情」というのを何よりも大切だと感じている人々、 「自分の気持ち」と「(ハタ迷惑な形ではあるけれど)他人の 気持ち」のみを大事にしようと心がけると、ああいった対応に なるのではないでしょうか? つまり 「断ったりしたら、相手から悪い印象を持たれちゃう!」とか 「『できない』なんて言ったら、嫌われるかも?!」とか 「『無理です』なんて言えない!だって私、気が優しいんだもん!」 とか 「誤魔化しているうちに諦めてくれたら、何とか丸くおさまりそう!」 とか 「自然消滅が、一番カドが立たないはず!」などなど。。。 小学生ではないので、彼らも何が求められているのかは理解できて いるはずです。 が、それ以上に「一瞬一瞬、その場その場の感情・気持ち」が重要 な人たちのような気がします。 なおかつ、彼らは色んな意味で能力が低い人たちでもあります。 (できる人であれば、サッサとやってしまうはずですから) 彼らの考え方の流れは、以下のような感じなのかもしれません。 =>やり遂げられるかどうか、わからない・・・ =>でも、一瞬でも目の前の人から"できない奴"とは思われたくない! =>とにかく、この瞬間を"できる人のふり"をして乗り切ろう! (そうしないと、私の気持ちが傷ついてしまうもの) =>何度か督促・確認がある =>どうしよう!本当は「無理なんです」なんて言ったら、 嫌われちゃいそう! =>とにかく何か当たり障りのない事を言っておけば、大丈夫! (だって私は、人の気持ちを大切にする心優しい人間だもん!) =>再度の督促・確認 =>シツコイんだよ!空気、読めよ!私が傷ついているのが、 わからないの? アンタの気持ちも傷つかないよう、気遣ってやったって いうのに、無粋な奴! =>事実としての惨憺たる結果 =>せっかく私(俺)がウマい言い方をして、八方丸く収まる よう、誰の気持ちも傷つかないようにしてやったのに、 コイツときたらバカなんだから!気の利かない奴! 上記は私なりの解釈なので、間違っているかもしれませんが、 こういうタイプにはまず「その場しのぎのウソは、あなたに 対する周囲の評価を下げる」ということを知らせる必要がある と思います。 次に「(現実として)多大な迷惑を相手にかければ、相手の 気持ちを決定的に傷つけること、そういう対応は結局 長い期間持続して相手の心に不快な感情を抱かせること」を 説明する必要があると思います。 「嘘をついて誤魔化したら、あなたはコレコレの(感情的) 損害をこうむる可能性がある。しかし、正直に説明したら コレコレ程度の損害で済む。(業務を)達成できたら、 コレコレのメリットがある」と(邪魔くさいですが)最初に 説明してあげると、少しはマシになる気がします。 ただし、あなたや私とは価値観の違う相手なので、あくまで 「気持ち」や「感情」を重視するような話の持っていき方を してください。 (脅すような口調や言い方、「義務」とか「仕事とは・・・」という ような視点で話をすると、こういうタイプには通じないでしょう) 最近、立ち読みした江原さんの最新著作に「うそつき症候群」と いうような語が書いてあったので、こういった対人姿勢は、年代、 県民性、男女差などではなく、まさに「現代病」のような気がして います。
お礼
親切なご回答ありがとうございました。
- 6750-sa
- ベストアンサー率26% (438/1656)
適材適所は組織の基本です。 その部下にはその仕事が適していないのは明白です、 日本語しか話せない人に通訳を任せるようなものです。 歪んだ自己防衛の意識があるかもしれません。 余裕があるなら、同じタイプの部下を与えて考えさせるか、責任ある仕事を一切与えないかだと思います。 だいたい「言い方が気に食わない」なんて言われたり「「人格を疑う」なんて言わせておくのはおかしいですよ、上司なんですから。 自分の至らなさを認めず、嘘までついて責任転嫁する発想は「幼児」レベルの甘えです、放っておいても改善は無理、 とにかく「嘘」をつくことの愚かしさを、ケンカ腰にでも教えないと、残念ながらどこの職場に行っても使えません。 部下を大人でなく子供として接する、それが嫌なら大人として行動せよ、ということです。
お礼
そうなんですよね。 ベンチャーでヌルイ環境なので、下がつけあがるかと思います。 人がいなくなり、管理職になったものの、管理なんてしている時間はほぼないです。。。 その中でも人を導くことの厳しさを知りました。
お礼
親切なご回答ありがとうございました。