- 締切済み
経営コンサルタントの学習法
今年の春、新卒として経営コンサルティング会社に内定を頂きました。 しかし、大学では理学部に所属しており、経営学、経済学等の知識が全くなく、来年からの就職に不安を感じております。 内定先から図書を何冊か頂いたのですが、 お恥ずかしい話なのですがこれまで新聞すら殆ど読んでこなかったせいもあってかとっつきにくく、 なんとか読んでも殆ど吸収できておりません。 そこで、基礎の全くない人間が経営コンサルタントになる際にまず読むべき本を教えていただければと思い、こちらで質問させて頂きました。 また、このような状態である人間にはハードルが高いかもしれませんが、 中小企業診断士の資格勉強をすれば、問題を解く過程である程度高い学習効率が見込めるかと思っているのですが、 先に手をつけるものとして適しているのか否かのアドバイスをお願いしたく思います。 因みに、最近の学習方法としては日経新聞をとって読むようにはしています。 非常に情けない話ですが、本当に困っております。 理系の方でなくても、ご意見いただければ嬉しく思います。 よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
- myumyu0502
- ベストアンサー率0% (0/0)
私はあなたとは真逆で、実践から入ったタイプですので、参考にはならないかもしれませんが…。 17年間フルコミッションセールスをし、その中で中小~大企業の経営者のお客様に揉まれて育ちました。 現在は、各企業の委託講師・コンサルティング業務を生業としています。 ただ、経験上、販売や製造の実践については、指導をさせていただくことができても、「財務」に関しては専門外で必要ないと考えていました。 しかしその考えでは、今後伸びないと感じ、中小企業診断士の学習を始めました。 学校で学ぶ理論や知識は実務で役に立たないという人もいますが、「基礎」がなく、経験だけで積み上げたキャリアは、薄っぺらいと感じるようになりました。 学びが先か?、経験が先か? どちらがいいのかはわかりません。 ただ、どちらか一方だけでは、駄目なんだということはわかります。 実際、当然のことながら成功する経営者・管理者の方々は、間違いなく両方を自分に課しています。 大いに学び、大いに働き、たくさんの間違い、勘違いをして、お客さんや上司からたくさん怒られ、ジレンマを感じること…、すべてがコンサルタントとしての栄養になっていくと思います。 あと、偉そうですが、一つアドバイスできるとすると、 「お客さんの立場に立つ」では、足りないと思います。 「お客さんそのものになる」ことが必要かと。 私は、クライアントさんについては、ストーカーレベルの情報収集をし、想像の中で、完全にその人になりきります。 これでかなりの信頼関係を築いてきました。 インプットする情報も誰に向けて発信するかで、受け取り方が全く変わります。 アウトプットを意識してインプットすると、理解が早まるかと思います。
- skydaddy
- ベストアンサー率51% (388/749)
普通、どのような会社でも新卒をそのままその会社で使えるという認識は、日本ではないと思います。欧米だと使えるから採るですが、日本では使えるようにできそうだから採る感じです。どのような会社でも同じで、学校の知識はそのままではまず使えませんが、思考の方法だとか、ロジックの組み立ては学校も企業も違いがありませんし、業界・業種にも左右されない普遍的なものです。そういうものは知識同様に自ら磨く必要がありますが、業界やその会社でのことは、入社前なら会社の人事や総務に相談すればアドバイスをくれると思います。入社後なら、上司や先輩も使えるでしょう。 アメリカでコンサルをしている私の知人は、多くのファームにはテンプレートがあると言っていました。また、ピカピカの学歴や経歴を持っている人でも結局、その枠に押し込めようとしているレベルからなかなか抜け出せないとも言っていました。コンサル会社ですから、自社のビジネスの最適化には抜けはないはずです。知識面ではそれなりのプログラムがあるはずです。それよりは、いかに質問者さんらしい切り口やインサイツを絶えず提示できるか?そちらの能力の方が、個人の能力が普通以上に大きく問われる世界なので重要だと思います。(アメリカの大手ではスタープレーヤーに成れなかった同期は、入社後3~5年程度で自分で起業するか、経営者としての転職の道を選ぶそうです。) 従業員の数や会社の規模は組織のあり方を変え、経営にも大きく影響します。サラリーマン社長とオーナー社長でもまったく経営に対する視点・姿勢が違います。学生からコンサルにいきなりなると、会社の中でしか得られないものをコンサルの仕事をするなかで違いを肌で感じることになります。同じ企業でも中身は動的に変化しています。生の知識やテンプレートは全てにうまく使えませんから、そこでどうするかの能力を絶えず高めることが重要だと思います。これらの勉強方法は、セミナー、書籍などから知識を入れると共に、OJT(仕事を通じての勉強)とかMBAでやられているようなケーススタディを自分でやってみて頭を動かしてみることが重要であると思います。
>不安を感じております 経営は日々挑戦です。 企業や経営者の羅針盤となられるのですから、まずは未経験であろうともその気構えから変えないとなりませんな。 経営とは勘と胆力がまず必要とされるものです。 叩き上げの経営者の前で知識ばかり披露すると、名の売れたコンサル事務所であろうがねじ込まれますよ。 >中小企業診断士の資格勉強をすれば・・・ 中小企業診断士の資格保有者で「使える」コンサルタントはまずいません。これが実態です。 経営にマニュアルや方程式はないのです。 資格発行元はどちらだかをまずお調べになればわかりますが、MBAのせよ経営経験のない者がシステム理論に基づき、リードするには限界があります。 資格保有者だから、有名なコンサル企業だから・・などと表面情報を真に受けてガタガタにされた企業はいくらでもあるのです。 肩書きを信ずる経営者が未熟だということになってしまいますが、名ばかりの経営者故の結果です。 企業間取引では様々な戦いがありますが、あらゆるゾーンの人間の思考や思想を肌で理解でき、世の表裏を経験したものでないと実のあるコンサルは務まりません。 私は過去~現在と別業種の経営も行っておりますが、企業論理もへったくれもない大中小の企業と泥沼の戦いをしてきましたし、それに関わった銀行員の死にも直面してきました。 (銀行ほど無責任な金貸しはいないので、このケースでは当然でしたが) 生命力のない者は自滅します。 今回お伝え出来ることは、#1の回答者もおっしゃっていますように実際の経営者(まずはオーナー社長)と、終業後に酒を飲みながらでも趣味の交流でも構いませんから交流を持つことです。 (貴社クライアントはだめですよ、客との飲食はご法度) 企業経営は経営者の個性や社内環境に左右されます。 あなたがお若いのであれば、かわいがって下さる経営者もいるでしょう。 休日を利用してでも、ご自身なりの学習はいくらでもできるのではないでしょうか。
こんにちは 当方理系出身ありながら、メーカーの営業、企画、海外駐在を経て、海外のマーケティングの仕事をしています。個人的に簡単なコンサルもしてます。大手プロコンの実務は知らないですが、自分の経験からのアドバイスです。 個人的にお勧めの学習順番はこれです。 0)新聞読むのは当然です。(日経の読み方なんていう本も売ってます。) 1)簿記3級(まずは手始め。最低限のお金の知識が無いと話しになりません。) 2)簿記2級(日本のコンサルなんだから、工業簿記の基礎くらい知っておきましょう) 3)販売士2級(小売のことも知っておくべき) 4)中小企業診断士(日本の中小企業支援が出来る最低限の知識はつけましょう。) 以上をこつこつ勉強すれば、一通りかじった事になると思います。以上すべてをクリアするにはどんなに早くても3年はかかると思います。 ただし、知識面ばかり大きくなってしまうので、当然、社長さんや現場に行って、覚えた知識を生きた経験にする工夫も必要です。 知らないことばかりで大変だと思うけど、理系からの転向だと新しいことを次々体験できてそれはそれで楽しいですよ。 がんばってください。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。 分かりやすくご回答頂きありがとうございます。 簿記は必要かと思っていましたが、販売士は全く盲点でした。 当面、1、2、3をこなしつつ、来年からは学んだことを仕事で生かしながら、実際の経験値を高めていきたいと思います。 ありがとうござました。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。 このような情けない質問にもかかわらず丁寧にご回答頂きありがとうございます。 確かにおっしゃるように実際に経営をされている方と交流する方が確かな知識を持つことができますね。 ただ、まだ学生の身分で、そのような知人の伝手もない状態なので、実行が難しいかもしれません… 可能な限り当てを探してみたいと思います。 ありがとうござました。