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「全然と絶対に」の使い方
医者に( )お酒を飲むなと言われた。( )の中には、「絶対に」が入るのは分かるのですが、「全然」が入ってもおかしくないのではないですか?全然を使う場合と絶対にを使った方が良い場合の決まりのようなものがあれば教えてください。
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そもそも、絶対と全然は、対比的にも並列的にも「どちらか一つ」 と言えるような取り合わせではありません。 全くランダムなピックアップに思います。 でも敢えて比べてみるのも面白いかもしれませんね。 この例文の場合、「全然」を使っても、 「お酒を飲まない」という結果的な状態は同じですが、 表現としてはおかしいと思います。 その違和感を突き詰めてみると、以下のような説明ができます。 @全然は「状態」にかかる語。 そのため、「人に動作を命令する」文で使うのは変です。 「状態」を命じるというのも変ですが、強いていえば 「全然飲まない状態でいろ」とすれば、まだ自然です。 これは「人が◯◯の状態でいる」という動作への命令になるからです。 @この絶対は「動作」にかかっている語。 そのため、「人の動作を命令する形」の文で使えます。 @例 「私はお酒を全然飲まない」 「私はお酒を絶対飲まない」 こうしてみると、どちらも動作に見えるかもしれません。 しかし、はっきりと言葉で説明はできませんが、 前者が「飲まない」状態、性質などの説明であるのに対し、 後者が「飲まない」動作、行為などの説明であることが、 何となく感覚で分かると思います。 この微妙なニュアンスの違いこそが、この例文における 「全然」と「絶対」の違いでは無いでしょうか。
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- OKWaveGT5
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全然は「まったくもって」に続くように、自分のことや、こちら側のことについて言う時に使うものと思われます
お礼
ありがとうございました。
お礼
なるほど.....。大変ありがとうございました。