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文法
わかる方がいたら教えて下さい。 次の文の( )に「す」「さす」のどちらかを適当な形に活用させて入れて下さい。 (1)御扇たてまつら( )たまふに、 {御扇を差しあげなさるときに、} (2)あないせ( )て給ひぬ。 {取り次ぎをさせてお入りになった。} (3)山々に人をやりつつ求め( )ど、さらになし。 {山中に人を遣わして探しているが、まったくいない。} よろしくお願いします。
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(1)御扇たてまつら( )たまふに、 上の動詞がラ行四段動詞の未然形。下の動詞は連用形接続。 (2)あないせ( )て給ひぬ。 上の動詞がサ行変格活用の動詞の未然形。下の接続助詞は連用形接続。 (3)山々に人をやりつつ求め( )ど、さらになし。 上の動詞がマ行下二段活用の動詞の未然形。下の接続助詞は已然形接続。 「す」は四段・ナ変・ラ変の未然形に「さす」はそれ以外の動詞の未然形に接続します。 よって(1)は「せ」、(2)は「させ」、(3)は「さすれ」が正解。古典文法書の一覧表をよく見て、理詰めで解くことです。
その他の回答 (1)
宿題の解答を全部書くのはいかがなものかと…。 答えにたどりつくまでのヒントだけ書きますね。 1、「す」にするか「さす」にするか決める。 「す」を使うのか「さす」を使うのかは、上の動詞の活用の種類によります。四段ではこっち、上一段ではこっち、サ変では…など決まっています。活用表の「す」と「さす」のところに書いてあるので、それでチェックしてみてください。 2、活用形を決める。 「す」なら「せ」「せ」「す」「する」「すれ」「せよ」のうちどれを使うか?ですが、これは後の言葉によって決まります。 (1)の「たまふ」なら上は連用形になります。 このことを文法的には「たまふ」は連用形接続だ、というように言いますが、なに接続なのかも文法書に書いてあるのでチェックしてみてください。 欠いてない場合、(2)だったら、ほかの「て」の前にはどんな活用の言葉が来ているか、探してみてください。 もし「言ひて」という表現があったら「言ひ」は連用形なので、「『て』の前は連用形」とわかります。 こうやって、ネットで聞いて宿題は出せても、試験中はそういうわけにいかないですよね。0点になっちゃうよ?その部分だけ…。 ご質問を出すときに、「答えはナシで、解答にいたるヒントだけお願いします」という一文を付け加えておくことをお勧めします。 そのヒントもらってもわからなかったときに、初めて「やはり分からなかったので解答お願いします」にするとか。