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古典の文法
こんばんは。いつもお世話になっております。 「硯の海をかいまはし、書き果つれば、なげおくにぞ、硯や秘閣のはざまなどに横たはりて…」 というのがあるのですが、「にぞ」とはどういう意味になるのでしょうか? 筆の手入れの仕方についての文で、訳は 「(筆で)硯をかき回して、書き終わったら放っておき、硯や秘閣の間に横にして適当に置いておく…」 というような訳になるかと思うのですが、 「に」「ぞ」の意味が取れません。 どなたか詳しい方がいらっしゃいましたらよろしくお願いします。
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「にぞ」の「に」は格助詞、「ぞ」は係助詞だと思います。 この場合の係助詞「ぞ」は強調する役割をしていて、「ぞ」の単語自体の意味はありません。 格助詞「に」は、口語の 「花子さんに手紙を出す」や「遊んでいた時に花瓶を割った」などの文で使う「に」と同じようなものです。 この文章では、「なげおく(連体形)」と「に」の間に名詞(この場合は時とか)が省略されていると考えると自然です。
お礼
こんばんは。 お返事が遅くなってしまってすみません。 「ぞ」は強調なんですね。 古典は勉強し始めたばかりで、難しいです。 ご回答ありがとうございました!