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プラスチック表面の残留油分確認法について
ポリカーボネートで出来た部品があるのですが 成型時にシリコーン系の離型剤を使っている為 製品に付いてしまいます。 洗って除去することは出来るのですが、次に塗装すると 一部弾きが出てNGになるものが発生します。 塗装前に完全に油分が除去出来ているかどうか全数検査を 行いたいのですが、油分が極々僅かでも弾いてしますので 目視や触った感じでは分かりません。 何かしら、検査できる手法は有りますでしょうか?
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電気電子部品に使われる樹脂製品の成形では、シリコン系離型剤はできるだけ 使用しないようにしているはずです。 したがって、かなり複雑な形状でしかも塗装を必要とする外観部品かなと思い 見ていました。 しかし、No.1の方の指摘されているように、そんな形状に設計された部品は 例外的かちょっと変です。 次モデルからは形状や設計を工夫されるか、成形メーカを変えられる様 お勧めいたします。 さて離型剤を使う場合、ショット毎に離型剤をスプレーするわけでは無く、 スプレー後に所定ショット数だけ成形し、またスプレーを繰り返すはずです。 つまり、成形品表面に付着している離型剤の量は成形品毎に違います。 付着量は極微少で、洗えば更に少なくなりますので、個別の検出検査は 難しく手間が掛かり、コスト的にもほぼ不可能です。 対策の可能性としては、2度洗いをすることが考えられますが、これも コストとの兼ね合いです。 一度成形メーカと打ち合わせられる様お勧めします。必ずしも離型剤を必要と していないのかも知れません。 (使用離型剤はシリコン系で無い可能性もありますが、この問題では本質的で は有りません。)
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- polymer1
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成形時に使用した離型剤を完全に洗うことや、洗えたかを簡単に確認するのは、非常に難しいと思います。 それよりも、抜き勾配やエジェクター位置を検討して、離型剤無しで成形をすることを考えた方が良いと思います。
お礼
ご回答頂戴し有難う御座います。 成型条件を変えてトライしたものの、形状的なもので 離型剤レスでは無理でした。 金型自体の見直しでクリアするしかなさそうです。
お礼
ご回答頂き有難う御座いました。 電気電子系ではないのですが、ご指摘の通り 毎回、離型剤を使用しているものでなく規定数ショット後に 使用しているようです。 根本的に使用しないで済む方法を考えた方が良いようです。 有難う御座いました。