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頭の良し悪しって何で決まってくるんですか?
幼児教育が重要だという人もいるし、 中卒で30を超えてから弁護士資格をとったような方もいる。 本来、人間はやる気だけでもそこそこまでは伸びる生き物なんですか?
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普通皆さんが言う「頭が良い」とはコンピューターで言うハードウエアが良いことを指しているようです。私はヨーロッパとアメリカの暮らしが長いですが、日本では特にそう考えているようです。ところが、どんなにハードウエアの良いコンピューターでもソフトウエアが悪いと、まるで役には立ちません。その反対に、計算能力の少々遅い、すなわち回転の遅いコンピューターでも、ソフトウエアが良いと、優れたハードウエアを持ったコンピューターでもかなわないような凄い計算をしてくれます。人間も同じで、並なハードウエアを持った頭の人でも、経験と思索と反省を繰り返して、適切なソフトウエアを手に入れた方は、頭の回転が多少遅くても、驚く程のいろいろなアイデアや意見、あるいは決断や実行をすることが出来ます。それに比べると、頭の回転の速さなど、とるに足りないと言っても過言では在りません。 残念ながら、日本の受験制度では、頭の回転の速さ、すなわちハードウエアを調べることに重点がおかれ、もっと重要なソフトウエアを調べるようには出来ておりません。 優れたソフトウエアを手に入れるのは、ほとんどの場合、環境に支配されています。すなわち、たまたま適切な意味で教育熱心な家庭に生まれたとか、思想的にも財政的にも健全で豊かな国に生まれたとか、成長の過程で偶然に優れた友人や師に遭遇出来た、などの偶然が重要な要因に成っています。 人間とチンパンジーの間のDNAの違いはほんの数パーセントしか在りません。ましてや、環境に対する適応能力において、人間同士のDNAの違いなど、本質的に無視出来ます。物を創り出すのに本質的な能力は遺伝ではなく、本質的に環境と偶然によって決められているのです。
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- o-sai
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「脳の能力を目的に向けて最大限活用できる」人のことを「頭のいい人」と定義付ければ、そういう目的を見つけて努力できた人は正解です。 でも運動能力も脳の能力なので、じつはスポーツに長けた人も頭のいい人なんですよ。 (もちろん筋力も鍛える必要はあるけど) 世間がわかりやすい事例で言えば、外国語に長けて高学歴で難関な資格を持ってる人は「脳の能力を目的に向けて最大限活用できる」人です。 自分の目的に向けて努力できた人なので、やる気も充分あったはず。 中には少ない努力で行けちゃう天才も居るみたいだけど、その場合は生まれつきの才能なので真似できないけど。
- IceCocoa31
- ベストアンサー率52% (142/269)
>中卒で30を超えてから弁護士資格をとったような方もいる。 確かに「弁護資格を取得すれば頭がいい」というルールがあれば、その人は頭がいいことになるかもしれませんが その後に「資格はとったけれども、実務に全く活用できていない」とすればその人は頭がいいとは言えない感を持つ人が多いものだと想います。 頭の良し悪しは「ある人(Aさん)からみて、ある人(Bさん)を凄いな」と想ったところからで決まってくるかと想います」 (自分では気づけないことに気づいている人が頭がいい、ということになるかもしれません。) 例えば、マザーテレサさんの周りからの評価としてみると「頭が良い」とされる方もおられるでしょうし「そんなの関係なく素晴らしい人」だと想われる人がおられるかもしれません。(その逆もあるかもしれませんが) また、弁護士資格を取られた人については 「頭の回転がそれなりに速かったというのと、その分野が向いていた」というところまでは言えるかもしれませんが「本当に頭が良いのか?」というところになると断定できないのはそもそもが「頭の良し悪し」というのは「何らかの基準を作らないと決められないから」であって 一般的の基準としては 「人が中々できないことをやってのけれるひとのことを頭が良し」とされているだけであって 恐らくは―― 人一人ずつに個性があるように「人一人ずつに、人ができない何かをやってのけれる能力があると思われるところをみる」と「全員が頭がいいけれども、それを発揮できていないだけ」というにも捕らえることができるためですね。 まとめると 頭がいいということについては、 「頭の回転率が早い」人を必ずしも頭がいいとは言えないということです。 その人を頭がいいと言える人は少なくとも「その人のことをすごい」と思える人だという事柄が関係しているからだと想われるためです。 仮に例えば「映画制作に魂を注いでいる人」が居たとしたらその人は、弁護士の資格を取った人を見て「必ずしも頭がいいと想うかはわからない」ということです。 恐らくはその人にとっては「自分よりも優れた凄い作品を生み出す人の方を頭がいいと想う(可能性がある)」のであって「弁護士資格を取った人には何も感じない」ということだってありえると想われるためです。 やる気でそこまで伸びるか?については 「やる気次第では、勉強方法を一から見直したり、読解速度が上げることができたり、遊びの時間も何もかも捨てて、それを伸ばすためだけに時間を割いたり」なんてこともできる上に「もしかしたら、そのやる気があるだけで“才能が開花してしまう”」ということだってあるかもしれませんので、人間の伸びについての可能性は幅広いものかと想われます。 質問者さんも質問する気が無ければ「質問しない」ように。 弁護資格を取る人も本気で取る気が無ければ「取らない(取れない)」のだと想います。 (本気だしたからといって取れるかは別ですが、少なくても、やる気(意志)なくしては、資格は取れなかったと想いますね。)
- ratesu
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結果がでたら才能があったということ。
お礼
ありがとうございます。 まぁ間違いないとは思うんですが、あまりに横暴な・・・。
- yuimakozi
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両親からの遺伝だという事につきると思います。学習や訓練は必要ですが、それは頭の良し悪しを決定付ける要因ではありません。 少しの差なら努力等で試験の成績や仕事等の結果を左右するでしょうが、それとて限度があります。 人間には、生まれつきの才能というものがあります。脚の速い人、音楽や絵画、記憶力、空間認識、論理性等等。 必死で努力しても上手くいかなかったという経験はありませんか? または、大して一生懸命やらなかったけど他人より優れていた事はありませんか。 中卒で30歳を超えてから弁護士資格を取った人もいるでしょう。 その方は、家庭環境や学校の環境が悪かったりという本人の能力とは、違う部分で運が悪かっただけだと思います。 もともと知能指数が高く頭は良かったのだと推測します。 普通以下の頭では、どんなに努力しても司法試験に合格なんかできません。 やる気があって努力をすればそこそこは伸びるとは思いますが、限界があります。
お礼
ありがとうございます。 やる気があっても限界はあると私も思います。 そして遺伝によるものも大きいと思います。 ただ、遺伝のせいにして努力をしない人間にはほんまなりたくないです。
- yayuh
- ベストアンサー率16% (7/42)
決断できるかどうかじゃないかと。 本気の人間と、中途半端な人間であれば、やはり本気な人間の方が、何事も得るものが大きいかと。
お礼
ありがとうございます。 やっぱり本気度が結果に左右するというなんですかね。
やる気で伸びると言いますが、そのやる気が金銭目的の欲望であれば行いも当然歪みます。 そのような場合はパチンコ屋や競馬場に通った方が勉強するより健全です。
お礼
ありがとうございます。 やる気は大事ですよね。ただ、人はやっぱりお金を儲けるために勉強なり、何なりを頑張れる場合もあると思うんですよね。
お礼
ありがとうございます。 経験や反省を活かすことで、勉学ができるであるとか、回転力のある人などよりも社会に役立つアイデアを持ち貢献できる。 すごく明確でわかりやすく納得できました。 そしてそれらの能力は上げるために環境によるものが大きいということですね。 本当、その通りだと私も思いました。 あまりに自分の納得できる答えを頂いたので、感激しています。 ありがとうございました。