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させて下さい 対 させて頂きます
はじめまして、 日本語は母語でない為、件名に記載した「させて下さいとさせて頂きます」は具体的にどこが違っているかよく分かりません。 私の理解では、相手側から依頼された時やアクションが相手側からの場合は、させて下さい。例えば、仕事終わりましたか-確認させてください。 また、自ら何かをやりたい場合は、させて頂きます。 例えば、プレゼンで商品を「ご紹介させていただきます」 の違いでしょうか。 教えてください。
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はじめまして、 私は日本語が母語ですが、「させて下さい」と「させて頂きます」には大した違いはないように感じます。 あえていえば、「させて下さい」とは、行いたいことに対して、相手の了解を求めている言い方で「させてほしいのですが、よいでしょうか」という感じです。 これに対して「させて頂きます」というと、すでにその行為を行うことは自分の中で決まっているので相手の了解は求めていないです。ただ、これから行います、と宣言しているだけのように思います。
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- east-with
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日本語の初歩から説明した方がいいかもしれません。といっても私は小学生とかの国語からの話はさすがにしません。ただ、その要点と原則のみ示します。 (1)日本語は曖昧さが大切・日本語は非論理か 日本語には文法はありません。その文法論をいう人のキャッチフレーズが日本語は非論理だです。日本語の文法とは何かといえば、単なる形式論にすぎない。 (例文1)太郎にとって花子は大切な友達であり太郎は花子を忘れた日はない。 (例文2)太郎にとって花子は大切な友達であり彼は彼女を忘れた日はない。 (例文1)と(例文2)の違いについて。(例文1)は主語が重複している。(例文2)は主語が省略されている。つまり、原則として主語は名前を何回も言わなくても、三人称でいえば誰かが分かる。 (例文3)彼女は韓国人なので日本語があまり上手くない。 (例文4)彼女は韓国人なので日本がとても上手くない。 (例文5)彼女は韓国人なので日本語がとっても上手くない。 その違いについてですが、(あまり)・(とても)・(とっても)の使い分けがあるのです。(あまり)とは平均以上に上手くなく、普通。(とても)は長所や優れている事を差し、否定に使われない。(とっても)は短所や悪い部分を指す比較です。つまり、程度を表したり比較する単語は使い分けが日本語の方が難しいのです。英語は(very)だけで(とても・すごく)などの多くの意味を持っています。 (例文6)はじめまして、私はキムです。 (例文7)おはようございます。 (例文8)こんにちは。 (例文9)こんばんは。 その使い分けについて、(はじめまして)は初対面、(おはよう)は朝、(こんにちは)は昼、(こんばんは)は夜です。まぁ、挨拶についてだけどね。これは大体できる。 (例文10)今回の調査の目的は、河川生態系の昆虫についての行動を調べる事である。 (例文11)河川生態系の昆虫についての行動を調べることが、今回の調査目的である。 (例文10)と(例文11)について。基本は、日本語はいきなり主題に入らない。つまり、日本人にとって話の筋は、「誰が・いつ・どこで・何を・どうなったか」という順番で理解する。そのため、日本人は結果より過程を先に説明しないといけない。英語は結果を先に求めたがるが、日本語は軽い導入部分から始まりやすい。ただし、ビジネスでは日本語も結果を先に求めるのが基本である。つまり、日常生活と仕事で使う日本語の文法は異なる。 敬語について。尊敬語・丁寧語・謙譲語がある。 (例文11)私にプレゼンをさせてください。 (例文12)私がプレゼンをします。 (例文13)私がプレゼンをさせて頂きます。 例文について、(させてください)は敬語ではない、(します)は丁寧語、(頂きます)は謙譲語である。 尊敬語の見本がないので補足。尊敬語は(おしゃられる・召しあがれる・行(ゆ)かれる)です。「行(い)かれる」の場合は丁寧語です。 (2)日本語の周囲の原則と補講 敬語について。 (尊敬語) 行(ゆ)かれた。 歩(あゆ)まれた。 おしゃられた。 召しあがれた。 (丁寧語) 思います。 感じます。 嬉しいです。 つまり、(です・ます調)が丁寧語。 (謙譲語) 参る。 (3)日本語の実際 日本語の書き方で、起承転結や序論本論結論とよく言われます。しかし、その型というものを過剰に意識するあまりぎこちない文章になってしまいます。文章構成よりも、まず書く事を実践していかなくてはなりません。大量に読み、そして書く。それが大切です。日本語に文法があるとすれば、話の段落の筋を一貫にする、構成として一貫した論理で書くことではないだろうか。 書き方事を見つける、いや自分しか書けない事を書く姿勢が大切ではないか。自分が書かなければ誰もが書かないという姿勢の事を見つけられるかが大切であります。自分しか書けないテーマを探し出すことが、自分自身の文章を上達させます。そのためには、本を多読する事が大切です。本を読まない奴は文章もまずい。 問題を立てるときに、身近な問題や体験から問いを立てるのが大切です。一般論から問いの立てた場合、必ず結論も人生訓や教訓で終わりますよ。そんな文章は、道徳的に書くだけで面白さが全くないのです。 調べる方法は、インターネットや雑誌・入門書・専門書・論文など多くあります。論文検索は国立情報学研究所の(ci-nii)などがあります。調べることが大切です。 次に分析ですが、議論(ディベート)も有効です。話し合う事で自分では気付かなかった問題に気づく事があります。話し合うのは大切ですね。 また、発想法で連想法というあるキーワードから連想する事を思いつきメモを取る。そこで、階級的に見ていく方法で、上位から下位に向かって連想する、下位から上位について考える。つまり、階級図思考も有効です。 最後に書く技術です。私たちが目指すべき文章は、学者の文章や法律的文章など難解な文章ではありません。つまり、論理詞や接続詞を重複する文章は基本的に書きません。つまり、大きな枠を意識して書き、綿密な論理や細かい理論はなるべく避けて書く。必要以上に小難しい理論を書かない。 最後に心配りで、説明するにも心配り、提案するにも心配り、批判する時も心配りが必要です。心配りとは、意見のみでなくその理由をいう姿勢です。
- kickknock
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わからないときは、主語を入れてみるといいでしょう。 私がさせてください。×----1 私にさせてください。○----2 私がさせて頂きます。○----3 私にさせて頂きます。×----4 2は英語で言う、meで3はIになりますね。 3は省略されています。 私が対応させて頂きます。 2も同様に入れると、 私に対応させてください。 ここまで来ると、だいぶ印象が違います。 2は、複数の選択肢があるなか、「私」にさせて下さい。と。 請け負うことを主張しています。 つまり、双方に合意が無い状態です。 労働契約などで例えればよいでしょう。 3の場合は、「私が」させて頂きます。なので、する行為自体は合意があると 類推できます。 私の部下が対応させて頂きます。○ 私の部下に対応させてください。× 確認を入れると、 私の部下が確認させて頂きます。○(確認する事は合意) 私の部下に確認させてください。○(確認する人と行為を依頼) この場合、私が距離や時間的に離れていて、対応できないことが条件です。 なので、代理のものに対応・確認を主張します。 結論は、「させて下さい」は、ある部分は未確定。 「させて頂きます」は、行為自体は事前に合意がある。 ただ、1と4は文法的に少し違和感がありますが、口語では通じます。 私が、・・・・・させて下さい。○ 誰も****しないので、私にさせて頂きます。○ >自ら何かをやりたい場合 させてください。 >相手側から依頼された時 両方です。 プレゼンは、プレゼン行為自体合意があるので、「させて頂きます。」 プレゼン中に別の質問が来たら、「営業の中村が、ご説明させて頂きます。」 追加の紹介をしたい場合は、「もう一件、ご紹介させてください。」(同意を得る) 追加の紹介を「させて頂きます」とすると、「横柄な態度」と思われます。 ビジネスでは気をつけましょう。
- Turbo415
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基本的に意味としてはほぼ同じですが、前提が違う感じです。 たとえば、 「紹介させていただきます」「紹介させてください」と同じようなもの2つを比べると、「紹介させてください」には許可の意味が含まれます。「紹介したいけどいいですか?」という意味があります。 「紹介させていていただきます」というのはすでに紹介して良いという許可を受けていることが前提で、「紹介します」を丁寧に言った言葉になります。 前後の状況によってはちょっと意味が変わってくると思いますよ。 難しいのですけどね。(おそらく、日本人でも間違う人は多いと思います)
お礼
皆様、回答ありがとうございます。 「前提」と「了解を求めている」とのことを了解しました。 本当に役に立ちました。 ありがとうございます。