世の中綺麗な世界なんて作れませんよね?
世の中綺麗な世界なんて作れませんよね?
それとも作れるのでしょうか?
ここからはちょっと後悔も含めた話となります。(長くなるので読まなくても良いです)
私が小中学生の頃そんな綺麗な世界を夢見ていました。
だから、世の中の差別主義者とか過激な発言をする人とかそういう類いの人がいる事がなんとなく理解できます。
例えば職業差別や生まれによる差別。
これは自分が卑しいと思った(というか嫌いな)職業や集まりを排除し自分に見えないようにすることで、自分が望む(しかし実際は見せかけだけの)ユートピア世界を作り出そうとする一種の理想主義に思えます。
私は差別発言などはしませんでしたが、現実離れしたユートピアを求めたことについてはなんとなく自己嫌悪があります。嫌いだろうが好きだろうが、それから目を背けても、世の中の隅に追いやろうとしても現実は変わらないのにです。
漫画デスノートの夜神月(キラ)は、容疑者をどんどん始末することで、犯罪の無い綺麗な世界を作ろうとしました。犯罪が許せないというのは同感ですが、これも美しい世界を無理矢理に(非合法な方法で)作りだそうとする考えが、夢を見ていた時代の私に重なって見えました。
綺麗な世界なんて100回夢見ても夢だし、綺麗事は100回唱えても現実にならないのにです。
もちろん私は悪い事はしていませんよ。悪い空想はしていたと思いますけど。
私はそんな空想をしていた反省があるから、キラが嫌いなんだと思います。
映画マトリックスのパンフレットには、この映画に楽曲を提供した米ロック歌手のマリリン・マンソン(marilyn manson)は、この世のものは善と悪で成り立っており、善のみまたは悪のみでは成り立たないと考えているというような事が書いてあった記憶があります(うろ覚え)。
私は今、定期的に募金をしています。世の中から目を背けず、しかし、世の中を良くしようとする現実的なやり方は今のところこれしか無いと思ったからです。
やっぱりこういう非現実的な空想っておかしいですか。
お礼
ありがとうございました。 自分がいない未来への思いとは、やはり空想的になってしまいますね。 手の届かない世界なのですね。 理想社会の確かなビジョンってあるのでしょうか。 現実の中で四苦八苦している状況では、私もそうですが バラ色の夢を持つことは難しそうです。 子供の頃は沢山の夢をみました。 たとえそれが幼稚であっても、明るい感じで考えたものです。 未来は常に明るく楽しいものになってゆくと思っていました。 回答者様のお答に、失礼ながらもそのような要素を感じさせていただきました。 このお答えで十分です。 自然でとらわれのない明るい心があれば、未来はきっとより良くなっていくと思います。 ありがとうございました。