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伍子胥列伝から読み取れる伍子胥の功績について
以前こちらで伍子胥列伝の解釈などが載っている書籍を紹介して頂き、それを参考にしながら史記の伍子胥列伝を原文で読み進めていったのですが、一つどうしてもわからないことがあります。 伍子胥は確かに賢く、様々な状況を見ながら、適切な判断を下していたように思えますが、しかし伍子胥の上に立つ夫差などは彼の言うことをまるで聞かずに、結局最終的には滅亡していきました。 しかもその前に伍子胥は「王にたいして散々色々してやったのに、あいつは全くそれを顧みず、それどころか他国から賄賂をもらっている部下を優先して、この私を誅殺しようとしている。もうあいつは滅びるから、俺の目玉を門に飾っといてくれ。滅びるの見たいし。あと王の墓作るためにおれの墓に素材を植えとけ。あいつが死んだときのために。」と言った感じの負け惜しみともとれる様な発言をして、自殺してしまいました。 伍子胥列伝は伍子胥のサクセスストーリーだとかいっていた友人がいるのですが、結局のところ父の仇を自ら打つことは出来ず、死んでしまっていて、さほど「サクセス」しているようにも思えません。 伍子胥はいったいどんなサクセスをしたのでしょうか。
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- Big-Baby
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回答No.1
「サクセスストーリー」というより復讐の物語ですね。伍子胥は平王に父と兄を殺され、以後の彼の目的は平王に復讐すること、この一点にあったのですが、呉王闔閭を助けて呉を強大にしてから楚を伐ち、平王はすでに死んでいたがその墓を暴いて何度も鞭打った。これで彼の復讐は一応達成されたと思いますが。以後は余生ですね。
お礼
回答ありがとうございました。 よくわかりました。