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2つの命題の違いについて

数列{Xn}に関する以下の命題を考える。 1.任意の自然数nに対してある正の数Kが存在し、 |Xn|≦Kが成り立つ。 ∀n∈N{∃K>0;|Xn|≦K} 2.ある正の数Kが存在して任意の自然数nに対し、 |Xn|≦Kが成り立つ。 ∃K>0{∀n∈N;|Xn|≦K} この2つはどう違うのでしょうか? どなたか分かる方、具体例を用いながら分かりやすく教えてください。

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回答No.1

結論から先に申し上げますと、 正数kが自然数nの取り方によらず 一意に定まるかどうかの違いです。 両者の違いを示す簡単な例としては Xn=nというのがありますね。 これはどんな自然数nを取ろうとも それより大きなn+1という正の数が存在するので 1の命題を満たします。 (つまり1の場合は任意にnを決めた後で、 命題を満たすkが常に存在すればよい。) しかし正の数kをどれほど大きく取っても それより大きな自然数nが存在し、 よってXn>kとなる自然数nが取れてしまい、 2の命題を満たしません。 (つまり2の場合は先にkを決めた後で、 任意のnに対して命題が成立する必要がある。) と両者の命題はこのように違うのですが 解ってもらえたでしょうか? (私の日本語力が稚拙で説明が難しい…)

guowu-x
質問者

お礼

なるほど。 ありがとうございました。