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奇素数が存在しない区間の条件
- nから2nの間に奇素数が全く存在しない区間があるとすると、それは、どの様なnになりますか?
- 無限に近い非常に大きな自然数列の中に、奇素数が全く存在しない膨大な区間があるといわれます。しかも、その区間は、幾らでも大きく取れると聞いたことがあります。
- 命題:集合A(n)の全ての元 m∈A(n)が奇素数でないような、十分大きな正の整数nが存在する。この命題は、成り立つでしょうか? 成り立たないでしょうか?
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その命題(の否定)はベルトランの仮説と呼ばれ、1850年にチェビシェフによって証明されています。 どんな証明方法かまでは分かりませんが。 ベルトランの仮説:n が 1 より大きい整数であれば n < p < 2n なる素数 p が存在する
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- yoikagari
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問題は明らかに成立しないです。 他の方も言ってますが、nを2以上の整数とするとき n<p≦2nをみたす素数(つまり奇素数)が必ず存在することが証明されています。 このことの、証明は下記サイトにあります。 http://www1.ocn.ne.jp/~yoshiiz/pdf/chebyshev.pdf
お礼
ご回答をありがとうございました. 証明のPDFは保存して読んでみます.
- naniwacchi
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#2です。 すいません、ちょっと勘違いをしていました。 「素数の集合の中には任意の長さの等差数列が存在すること」なので、その間に素数がまったくないとはいえませんね・・・ 「素数砂漠」の問題となると、また違いますね。 失礼しました。
お礼
ご回答をありがとうございます. テレンス・タオ、ベン・グリーンという数学者は知りませんでした. 調べてみます.
- naniwacchi
- ベストアンサー率47% (942/1970)
こんにちわ。 専門ではないので、間違ったところがあるかもしれませんが。^^; テレンス・タオ、ベン・グリーンという数学者さんが「素数の集合の中には任意の長さの等差数列が存在すること」を証明しています。 ということは、この命題自体は成り立つと言えると思います。 そして、この証明の方法(方針)が面白いと聞いたことがあります。 上記のような等差数列が「存在する確率」を計算し、ゼロにはならないことを示したのだと。
お礼
ご回答,有り難う御座いました.
- Takuya0615
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明らかに成り立たないでしょう。 奇数も偶数も自然数では1つおきにやって来ます。nが大きければ大きいほど特に成り立たないですね。 >仮に,n=10 とすると,10 と 20 との間には,奇素数 11, 13, 17, 19 が存在します.n=23 とすれば,46 との間には,奇素数 29, 31, 37, 41, 43 が存在します. これはおもいっきり反例でしょ?
お礼
早速,ご回答をありがとうございました. 直感的には,成り立たない気はしますが・・・.
お礼
ご回答をありがとうございます. この御回答こそ,知りたかった事の本質です. 「ベルトランの仮説」は理解しましたので, 「チェビシェフの証明」を調べてみます.