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遺伝的浮動について
高校生物からの質問です。 「遺伝的浮動…集団が小さいと有利でも不利でもない形質が偶然に選択され、遺伝子頻度が増加することがある」と参考書ありました。 なぜ集団が小さいという条件がついているのでしょうか?また、この用語の解説がいまいちピンときません。これは自然選択や突然変異と共に、どう理解しておけばよいのでしょうか? 宜しくお願いします。
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例えば、架空ですが血液型に A、B、C、D、E、F、G、H、I、,Jの10 個あるとします。 そしてこの血液型をもった人々の集団1には1万人いるとします。 この集団はそれぞれの血液型を誰かが必ず持っているので、10個の血液型は保存されます。 さて、その集団に何かが起こって、例えば飢饉で人が激減したとか 地殻変動で一部の人が隔離されたとかで、10人になったとします。 その時、10人の血液型はA、B、Cしかなかったとしたら、その集団の人々では血液型が3つしかなくなります。 遺伝的浮動とはこのように、偶然性に左右されて遺伝子プールが変化することです。 wikipediaで遺伝的浮動を調べるとわかりやすく書いてあると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 大変参考になりました。