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獲得形質の遺伝
ある生物の本で獲得形質は遺伝しない。いくら一生懸命トレーニングして筋力をつけたとしても遺伝子は変化せず、転写の回数が増えるようなことが記述されていました。 しかし最近のある本では理化学研究所のショウジョウバエを使った実験で2世代続けてストレスを受け続けると3世代以降にずっと遺伝していくそうなのです。DNAを維持しているタンパク質に変異があるとそれが次世代に遺伝しDNAに変異がなくともDNAからのタンパク質合成に異常がおこるそうです。 この研究は獲得形質の遺伝を示唆するものなのでしょうか?この2つは相反するものですか?
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成(ソン)先生の研究ですかね。コリアンお得意のさきがけるのはいいんだけど鰭がつきすぎなんです。 獲得形質遺伝を示唆しません。 遺伝というのが似るという非科学的な意味合いならいいですが似ただけで遺伝子の有無とは関係ないのに要注意です。 獲得遺伝もどきです。もどきが得意な人もいるわけです。 もともと目を白くする遺伝子があるのです。あるけど発現しないのです。それに熱を加えたら発現するように変わったのです。獲得した遺伝じゃないでしょう。あった遺伝子発現が解放されただけでしょう。 だからもどきの話なんですよ。 本件に限らずその研究所の宣伝文句はポン引きみたいなんです。ぼったくりの商売みたいに節度のない宣伝をするのです。日本にしては下品な組織なんです。 いずれにせよ生殖細胞に変化を与えないと遺伝しません。 生殖細胞は胚の時期だろうがあるのです。つまり生殖細胞が親から子へ分裂していくのが生物の真相なのです。その生殖細胞に親の時と子の時で計2回熱刺激を与えたら性質が変わったままになったという話です。 形質の遺伝と言えば遺伝なのかも知れませんが獲得形質の遺伝を結び付けるのは詐欺師的言動ですね。 筋肉トレしたら孫がマッチョになったのではなくて胚に刺激を与えたらマッチョになったという話です。 獲得形質遺伝とは互いに無関係な話です。無関係を結び付けるのならば詭弁の一例です。 分かります?そこらへんの科学者としての誠実さ。 余談としては農学系はこの手の科学者が多いです。宝来博士の日本人は混血だ論とか。
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- alphaXXX
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言えないと思います。 単純に細胞分裂メカニズムの異常でしかないように思います。興味深い話ではありますがDNAやそれに付随するメカニズムの異常が伝わるのは当たり前と言えば当たり前です。 実際にその報告を読んだ訳ではないのではっきりとは言えませんけれども。
- otx
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質問者さんがおっしゃることの元の文献を、自分で見つけ出せばいいのでしょうけど、 それをする前によくわからなかったことですが。。。 >DNAを維持しているタンパク質に変異があるとそれが次世代に遺伝しDNAに変異がなくともDNAからのタンパク質合成に異常がおこるそうです。 この文章が意味することは、結局DNAに変異か入ったのか?入っていないのか? 読み取ることが難しいのですけど。。。。 読み取り次第では、 DNAを維持しているタンパク質に変異があるとそれは次世代に遺伝する(当たり前)。 そうなると、DNAを維持しているタンパク質の機能異常が起こるので、 その子孫たちのDNAの維持がうまく行われずに、さらに変異が入りやすくなるので、 他のタンパク質の変異が起こりやすくなるのでタンパク質合成に異常が起こる。 とも考えられるので、それはある意味当たり前であり、 獲得形質が遺伝するのとは意味が違うということになります。 どうなのでしょうかね。。。