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最近の米語では、every unhappy family 『is』 unhappy in its own way.と言うそうですが
こんにちは、いつもお世話になります。 英語の勉強をしていると、参考書にこんな事が書いてありました。 徹底例解ロイヤル英文法 ~~~~~~~~~~~~上記の本より引用~~~~~~~~~~~~~ 集合名詞が主語の時、それを受ける動詞は原則として、全体がまとまった集合体を表す場合は単数形、集合体の個別の構成員を表す場合は複数形を用いるとされているが、最近は単数扱いするものも多く、特に<<米>>では単数扱いが普通。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ とありました。それだけだったら、納得なのですが、例文として、 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ Happy families are all alike; every unhappy family is unhappy in its own way. ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ とありました。 ご存知の通り、トルストイのアンナ・カレーニナの一節です。(以前に読んだ事があるので直ぐにピンときました。) え?引用元を記さなくていいの?とも気になりましたが、それよりもいや、引用元を示さないってことは、著作権が切れる程の昔の翻訳文ってことじゃあ、、、。 と気になりました。(元はロシア語の筈ですから。) 検索してみると、オンライン上で無料で読めるので、やっぱり著作権が切れるほど昔の翻訳文なのだと思います。 http://www.literaturepage.com/read/annakarenina-1.html http://www.literature.org/authors/tolstoy-leo/anna-karenina/part-01/chapter-01.html http://tolstoy.thefreelibrary.com/Anna-Karenina/1-1 一番上のURLには、すべてのこのURLの作品は、70年以上前の作品だと書いてありました。 http://www.literaturepage.com/disclaimer.html そんな大昔から僕が生まれるよりも以前から、集合名詞の個別の構成員を表す動詞が単数形になっていたのだったら、どうして、「集合体の個別の構成員の場合は動詞は複数形」などど習わされるのでしょうか? かなり、驚いていまして、乱文の質問文になってしまいました。 すいません。 教えてください、よろしくお願い致します。
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う~ん、少々勘違いをなさっているような…。 >Happy families are all alike; every unhappy family is unhappy in its own way. ロイヤル英文法のこの例文(私が持っている版では§343「集合名詞・複数形名詞と動詞」)ですが、「集合名詞の個別の構成員を表す」、つまり家族一人一人を想定する例ではなく、家族全体を一つのまとまりとして見る、つまり「全体がまとまった集合体を表す場合は単数形」の例として挙げられているのではありませんか(この場合で言うと、家族一人一人の幸せ・不幸せが問題なのではなく、ひとまとまりの家族としての幸せ・不幸せが問題)。実際、その次の例文が、 >My family are all early risers. と、正に「集合名詞の個別の構成員」=家族一人一人を想定して複数扱いにしている例文ですので。 お考えのような、「集合名詞の個別の構成員を想定しているのに単数扱い」に該当する例は、特に挙げられていないように、私には見えます。 上記の考えが正しければ、古い例文で family を単数扱いしていることと、同書の解説は特に矛盾しないと思います。
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- trgovec
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その解説文と例文がかみ合っていないように見えますが。 解説文の言いたいことは、たとえば家族が大きいだとか高貴な出だとか言うときは The family is のように単数扱いするが、家族の(人たち)がみな健康とか背が高いとか言うときは The family are のように複数扱いするこ、しかし近年の米語ではそうでないこともある、ということだと思うのですがいかがでしょう。 そしてトルストイの文ですが Все счастливые семьи похожи друг на друга, каждая несчастливая семья несчастлива по-своему. ※ семьи:複数、семья:単数 ※ каждая:every。英語同様単数系を伴う これを逐語訳したもので、単数複数も完全に対応しています。семьи = families は○○家がたくさんあるということで、семья = (a) family は一つの○○家です。каждая = every 伴うとその○○家を一つずつ数えて最終的に○○家、××家など全部ということになります。 家族が幸福とか不幸とか言うのは、初めに書いた「大家族」とか「高貴な出の家族」とかと同じで、全体を一まとまりにした単数として扱います。各構成員を考えて The family are all happy.(家族の構成員は誰も皆幸せだ)とすることもできなくはないと思いますがニュアンスに若干の違いを感じます。 ともかくこのトルストイの文を訳すのなら大昔から現代までこうなるはずです。
お礼
大達人、お久しぶりです。 御回答ありがとうございます。 >その解説文と例文がかみ合っていないように見えますが。 仰る通りでした。 御回答を拝読してやっと僕もその事に気が付いた次第です。 ロシヤ語はロの字も知りませんが、ロシヤ語の観点から見ても完全な訳だと分かりました。 ありがとうございます。 本当に仰るとおりで、これは、普通の従来通りにの文法に沿った英文でした。 everyときたら、動詞は単数に決まっているのです、、が、解説文が頭にあって、誤解してしまいました。 >ともかくこのトルストイの文を訳すのなら大昔から現代までこうなるはずです。 仰る通りですね。 なにも文法的におかしくないのですから、、。 本当に(ロイヤル英文法の)紛らわしい解説文に頭に来ています。 大達人の御蔭で、理解できました。 改めて、御回答に御礼申し上げます。
- KappNets
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説明と例文が合っていないような気がします。Happy families are all alike; これは families を受けるのですから are しかあり得ませんし、every unhappy family is unhappy in its own way. は family を一つのまとまった集合と捉えて is で受けています。説明に出て来る「集合体の個別の構成員を表す場合」の例文は含まれていないのだと思います。 「集合体の個別の構成員を表す場合」とは My family are all music-lovers. のような場合です。これを最近の米語ではむしろ My family is all music lovers. と言う、ということです。私などは My family are all music-lovers. の方がよいような気がするのですが...
お礼
達人、御回答ありがとうございます。 >説明と例文が合っていないような気がします。 えええ?? と思って、半ば信じられず、、、達人の御回答を拝読して、No2様の御回答を拝読して、No3様の御回答を拝読して、、、また、達人の御回答を拝読して、やっと理解できました。 というか、何パニくってたんだ、、、。と思いました。 仰る通り、 >説明に出て来る「集合体の個別の構成員を表す場合」の例文は含まれていないのだと思います。 ですね。 パニっくってしまって、失礼しました。 改めて、御回答に御礼申し上げます。
補足
この欄をお借りします。 突然に、参考書の解説を誤解してしまい、パニくって質問してしまいました。 3人の達人の先生方から全く同じ見解の御回答をいただけて、感謝しています。 どれも、良回答なので、困りました。 御回答の時刻を拝見すると、数分違いで御回答いただいていることから、タイミング的に3つの御回答になったのだと思います。 そこで、今回は、分かりやすかった順にポイントを選ぶ事にしました。 内容的には3人の達人の先生方の回答にそれほど違いはそれほど無いのですが、どういうわけか、No3さまの御回答が一番分かりやすく、2番目にNo2様の御回答が分かりやすかったので、 No3様に20ポイント、No2様に10ポイントと進呈いたします。 達人の皆様、御回答、本当にありがとうございます。
お礼
達人、いつも御回答ありがとうございます。 相変わらず、質問箇所の該当のページを探すのがお上手ですね。 仰る通り、 >§343「集合名詞・複数形名詞と動詞」 P715ページです。 今後もし、僕の質問に御回答することがありましたら、洋書でも何でもどうやって、ページ数を発見しているのか教えてください。 摩訶不思議で仕方がありません。 >「集合名詞の個別の構成員を想定しているのに単数扱い」に該当する例は、特に挙げられていないように、私には見えます。 仰る通りでした、3人の達人の先生に同様の御回答をいただきましたが、達人の御回答が一番分かりやすかったです。 改めて、御回答に御礼申し上げます。