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U字型平均総費用曲線の最低点について
平均総費用曲線の最低点において、AVC=AFCとなるのは必然ですか? 現在、クルーグマンミクロを読んでいるのですが(P229)本書に「平均固定費用には生産量が増えるとより多くのものが固定費用を分担し合うので、平均固定費用は減少するという拡散効果が働き、平均可変費用には、収穫逓減効果が働き生産量が増えるほど増加する。」との説明があります。ここは理解できるんですがこの次に「U字型平均総費用曲線の最低点はこの2つの効果がちょうど打ち消しあうところだ。」とあり、記載の図では、平均総費用曲線の最低点で(最低点となる産出量のとき)、AVC=AFCとなっています。 ATCの最低点なので、ATC=AVC+AFC の両辺を微分してゼロとおけば、AVC=AFCがみちびけるのかなと思いやってみたんですが、いいように導出出来なくて困っております。お詳しい方教えて下さい。
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お礼
回答有難うございます。数式での回答大変感謝しております。(自分も同じようにして何か計算がちがうのかなぁと不安に感じていたもので。おかげで不安は払拭されました。) 「平均総費用曲線の最低点を限界費用曲線が必ず通ります」というのは理解できるんですが、「最低点はこの2つの効果がちょうど打ち消しあうところだ。」とあるところの表現が今まで???ってかんじだったんですが、回答者さんの回答を読む限り、 拡散効果:AFC' 収穫逓減効果:AVC' という風に考えて 「打ち消しあう」というのは微分してゼロとおくことから、 0=AVC'+AFC' となり、この左辺が打ち消しあっているということだと理解してよろしいのでしょうか?重ねての質問ご容赦ください。 追記;今回のクルーグマンミクロのP229で用いられた例では、平均総費用曲線の最低点において、AVC=AFCとなっています(数値表でも)がこれはたまたまクルーグマンが用いた例で成立したにすぎないのですね。納得しますた