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例外のない法則はない
「例外のない法則はない」という諺がありますが、素直に考えるとおかしいという印象をもちます。 法則に反する事柄があれば法則に誤りがあると考えるのが正しいと思います。 ただ、それは法則の本質的な欠陥というよりも法則が受け持つ対象の範囲の設定(表現)の不備によるものだと思います。 この考えに漏れはないでしょうか?
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>>法則に反する事柄があれば法則に誤りがあると考えるのが正しいと思います。 そうともいえないんですね。論議学、集合でいうところの重なりの部分ですね。 記号で示すと A∩B∩C などで示される領域ですね。 この領域では法則Aも法則Bも法則Cも有効な範囲ですね。ただし、単独の法則ではないので、法則の定義に従わない場合がありますね。 法則の定義に従ってないように見えても影響が小さいだけの場合ですね。こういうのは例外的ですよね。 例えば、法則: 重力の影響で物質(流体)は高いところから低いところに流れる。 があるとしましょう。ほとんどは法則どおりですが、内部エネルギーの大きい流体だと重力の影響に打ち勝って低いところから高いところに流れる場合もあるわけですね。 細かいとこまで考慮した法則を作り直してもいいんですが、例外としておいたほうがむしろわかりやすいという場合もあるということですね。
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- tknaka
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ある法則に対して、それが完全に100%の事柄を網羅するものだけを法則とするのであれば、世の中はほとんど法則がなくなってしまいます。ですので、一定程度の例外は認めたとしても、それを法則として認めるという決定がなされているのだと思います。また、条件を100個並べないと一つの法則が認められないとしたら、それも面倒なことになりそうですね。 ただ、この諺自身が自己矛盾を起こしているという意味で、哲学的には面白いのではないかと思いました。つまり、「例外のない法則はない」と言ってしまえば、その「法則」自身も「例外」を持っていなければならないことになります。しかし、その「例外」とは「例外のない法則」なのです。とすると、命題である「例外のない法則はない」に抵触してしまうことになります。これ自身が問題かも?
お礼
回答ありがとうございます。 >条件を100個並べないと一つの法則が認められないとしたら、それも面倒なことになりそうですね。 かなり面倒になりますよね。 しかも、法則自体に未知の要素も含まれるから現実的に無理なのかもしれません。 >命題である「例外のない法則はない」に抵触してしまうことになります。これ自身が問題かも? 似たものに「万物は変化する」というのがありますね (笑)
- fishbowl66
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水は百度で気化するらしいです。 いや、水が気化する温度を100度Cと表現した方が正確でしょうか。 ところで、水が100度に成ると言う事は、水の分子がそれに相当する運動量を得るということらしいです、ところが、すべての水分子が、均一にその相当量のエネルギーを得るわけではないようです。 平方根と言うのでしょうか、100に対して10の割合まで、逸脱が生じるという話です。 つまり、水が沸騰している時、110度のエネルギーを持つ分子と90度のエネルギーを持つ分子が存在し、両者は対象性を持っているということらしいです。この表現は曖昧かっ不正確ですが。 さて、例外とはなんでしょうか。 >法則が受け持つ対象の範囲の設定(表現)の不備によるものだと思います。 そうとも言えるかもしれませんが、 一つの法則にこだわって、他の類似の法則の影響の可能性を、見落としてしまった。 こう考える事もできますが、難しい問題ですね(笑。
お礼
回答ありがとうございます。 >一つの法則にこだわって、他の類似の法則の影響の可能性を、見落としてしまった。 そういう視点を考慮していませんでした。 やはり考慮漏れはあるものなんですね。
- ml_4649
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法則が成立つ条件 範囲も条件に含まれるかとは思いますが、、、
お礼
回答ありがとうございました。
補足
回答ありがとうございます。 法則ではない例なのですが 「表現の自由」といっても、社会との関係や個人の権利などとの調和という条件が暗黙にあるのだと思います。 そのとき、制限が許される具体的な事柄を事前に全て設定することは現実的に無理です。 その場合に"「表現の自由」という原則が”誤り”と言ったり "例外はあるもの"と考えるのは適切でないと思います。 「全て考慮しきれてない」という指摘が正しいと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 >この領域では法則Aも法則Bも法則Cも有効な範囲ですね。ただし、単独の法則ではないので、法則の定義に従わない場合がありますね。 法則も重複しているという視点が抜けていました。 >細かいとこまで考慮した法則を作り直してもいいんですが、例外としておいたほうがむしろわかりやすいという場合もあるということですね。 法則の経済性の視点から観ると、おっしゃるように放置なんでしょうね。 ただ、「例外」という表現に違和感を感じてしまいます。