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海外の商習慣
海外と日本の商習慣の違いを教えてください。 できれば具体例もお願いします。
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- tknaka
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回答No.1
海外と言ってもヨーロッパかアジアかイスラムかで大きく違いますので、一概には言えません。 ドイツの場合、日本との取引で困るのは、日本人がむやみやたらと頷くことです。ただ単に「聞いています」という意味で日本人側は頷いているのでしょうが、ドイツ側には「了解しました」と取られます。おまけに変に笑いを浮かべるので、日本側も喜んでくれている、と考えます。で、すべての話が終わったと思ったら、「では日本に持ち帰って検討して参ります」などと返事が出る。ドイツ側は「今までの話は何だったのか?」となってしまいます。 また、複数で場に臨んでいる場合、その場で気付いたこと、疑問に思ったことについて日本人側だけで話をして納得してしまい、結局相手側に質問をしない、意見を言わないことがあります。これは日本語が分からないドイツ側としてみれば、気になってしょうがない。通訳として状況を説明しようとしても、「これはこちらのことなので通訳しないで結構です」などと言われてしまう。それではドイツ側は取引相手として信用できるのかどうか分からない状況になってしまいます。 上記の点とかぶってきますが、場に臨むにあたって、自分たちの立場、必要条件、十分条件、緩和可能な部分、譲れない部分などが明確でない場合が多いように思います。これは、すべての取引がこういう形ではないでしょうが、「日本に持ち帰って検討しなければならない」点は、できるだけ前以てシミュレートし、潰しておくのが良いのではないでしょうか? ドイツ側は、日本との取引はあまり円滑に進まないという印象を持っていることが多いです。
お礼
大変参考になりました。ありがとうございます。 商習慣と一言で言っても、ほとんどがその国がらということになりますね。 商談に行く時は気をつけます!