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商空間の概念が全く分かりません
http://pantodon.shinshu-u.ac.jp/topology/literature/quotient_topology.html 商空間の定義はここに書かれてある通りなのですが、 これを呼んでもどういうものなのか全くよく分かりません。 そもそも商という名前がついているのに、どこに商(割り算)のような因子が含まれているのでしょうか? どなたか具体例を挙げて教えて下さい。
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>写像f:X->Yが空間Xより空間Yへ全射な連続写像とする。ただしYは商位相をもっている。Zを空間としたとき写像g:Y->Zが連続である必要十分条件は、 合成写像gf:X->Zが連続写像となることである。 ・・・これは定義じゃないですな. そもそも「商空間」ですらない. 商空間にいれる「自然な位相」のことを 「商位相」というんだけども 商空間と商位相はまったく別物. もっと初歩的な位相空間・代数・位相幾何の本を読みましょう. その本は間違いなくあなたにはレベルが高すぎるのでしょう. 集合X上の関係Rで以下の条件を満たすものを同値関係という Xの任意の元x,y,zにたいして (1) xRx (2) xRy <=> yRx (3) xRy かつ yRz ならば xRz この同値関係Rを用いて,Xの任意の元xに対して 集合{y∈X | yRx}を定める.これをxのRによる同値類といい [x]と表す. このとき,同値類の集合{[x] | x∈X}を X/R と表し,XのRによる商集合(商空間)という. #これはまさに同値関係でつながるということで #空間を割り算しているようなもの このとき,自然な写像 p_R: X -> X/R を p(x)=[x] によって定める. これを商空間への「射影」と呼ぶ. Xが位相空間であるとき,射影p_Rが連続となる 最小の位相をX/Rに導入する. すなわち,Xの任意の開集合Oに対して, X/Rの部分集合 p_R^{-1}(O) が開集合であるとして X/Rに位相を導入する. この位相のことを,X/Rの商位相という. これを拡大解釈して, 一般に全射 f:X -> Y に対して f^{-1}(O) (OはYの開集合)がXの位相を定めるときに Xには商位相が入っているという. このとき,写像g;Y -> Zを考える. Zの開集合Oに対して,gf:X->Zに対して (gf)^{-1}(O)= f^{-1}(g^{-1}(O)) であることに注意する. gが連続であるならば,fが連続なので合成gfは連続 gfが連続あるならば, (gf)^{-1}(O)=f^{-1}(g^{-1}(O)) は開集合.fは連続で,Xは商位相をもつので Yの開集合Vが存在して,V=g^{-1}(O)とできる すなわし,gは連続である. 以上かな. 大抵の基本的な本にはこの程度のことは 必ず出てるから,大学生にしては調べ方や 本の探し方がかなり甘いといわれても仕方がないでしょう.
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- kabaokaba
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>同値関係・同値類とは反射・対称・推移を満たすものであると思いますが、 >それとどういう関係があるのでしょうか? これははあなたが まったく定義を理解していないことを意味しています. あなたのいう「商空間」の定義は何でしょうか? #同値類の集合のことを商空間っていうんだけね,普通. #いわゆる「等化空間」も「同値類の集合」にすぎない.
- kabaokaba
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>商空間の定義はここに書かれてある通りなのですが、 そのページのどこに「商空間の定義」が書いてあるんですか? 定義を書いてみてください. #同値関係・同値類って分かりますか?
お礼
どういうことですか? 同値関係・同値類とは反射・対称・推移を満たすものであると思いますが、 それとどういう関係があるのでしょうか?
お礼
手元の本には 写像f:X->Yが空間Xより空間Yへ全射な連続写像とする。ただしYは商位相をもっている。Zを空間としたとき写像g:Y->Zが連続である必要十分条件は、 合成写像gf:X->Zが連続写像となることである。 と書かれてあるのですが、それで結局、商位相とは何なのかさっぱり分からないのですが・・・ 商位相とは同値類の集合のことなのですが、上記の話も全く関連性が見えて来ないのですが・・・ どなたか助けて下さい。