• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:奈良・朝護孫子寺、京都・鞍馬寺とムカデ)

奈良・朝護孫子寺、京都・鞍馬寺とムカデ

このQ&Aのポイント
  • 奈良・朝護孫子寺と京都・鞍馬寺に共通点があります。ムカデ、虎、毘沙門天が関連しています。
  • 朝護孫子寺にはムカデの絵が描かれており、鞍馬寺の待合室にはムカデグッズが展示されています。
  • 朝護孫子寺は張子の虎を置き、鞍馬寺は阿形・吽形の虎を置いています。また、朝護孫子寺の本尊は毘沙門天であり、鞍馬寺の本尊は尊天(毘沙門天王・千手観世音菩薩・護法魔王尊)です。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

山川出版社『図説 歴史散歩事典』を手元に置いていつも見ているのですが、この本は要点だけを簡潔に書いています。 次の3点です。 毘沙門天の腹部にある鬼面を海若(あまのじゃく)といい、毘沙門天が本来水神であったことを示している。 毘沙門天の一異形として兜跋毘沙門天がある。王城鎮護の神とされ、鞍馬寺の毘沙門天は平安京鎮護のものとして有名である。 毘沙門天は、のちのは福徳高貴の神とされ、やがて七福神の一つともなった。 この記述を基に調べたのですが、水や海との関わりはインドの話であって、日本では無いようです。 そうかと言って、鉱山との関連もすぐには思い浮かびません。 私は、石仏の写真を撮りにあちこち出かけますが、とにかく毘沙門天を祀っているお寺やお堂は多いですね。 そこで、ムカデは毘沙門天さまのお使いだと聞いたことはあります。 中には、鉱山と関係のありそうな場所にあるお寺もありますが、大半は関係なさそうです。 しかし、毘沙門天が鉱山と関係があるかもしれないと、考えるのは私には楽しいことです。 私は、平家は貿易で、源氏は鉱山で資力を蓄えたと思っています。 義経の奥州金や信玄の甲州金など有名ですが、源氏のルーツを探れば毘沙門天との関連が出てくるのではないかと調べてみました。 源氏発祥の地は、兵庫県三田市の多田銀山です。 ここに、源満仲の手彫りとされる毘沙門天を祀るお堂があります。 鉱山利権のうまみを知った一族が全国に進出し、鉱山を開発・経営し、そこでは毘沙門天を祀ったとすれば都合がよいのですが、そうでもないですね。 今昔物語に鞍馬寺の由緒が記されていますが、毘沙門天は出てきても、私が読んだ限りでは鉱山の話は出てこないですね。 毘沙門天、ムカデ、鉱山の三つを結びつけることはできませんでしたが、今度毘沙門天を拝む機会があれば、尋ねてみようと思います。 しかし、面白いご質問で楽しかったです。 添付URLのお寺は私も行ったことがあります。

参考URL:
http://blog.goo.ne.jp/kue-biko/e/b85af8e1bd2739cffd2bbe73d99023c2/?ymd=200708&st=0
noname#89501
質問者

お礼

石仏の写真を撮っていらっしゃるのなんて素敵な趣味ですね。 >家は貿易で、源氏は鉱山で資力を蓄えた なるほど~、と思いました。 >中には、鉱山と関係のありそうな場所にあるお寺もありますが、大半は関係なさそうです。 たしかに、そうかもしれません。 信仰の形は時代とともに変化すると考えられますので 一口に毘沙門天といっても様々な信仰があると考えられます。 しかし、ムカデが鉱山の神として信仰されていたことは事実です。 それが必ずしも毘沙門天とは結びついていないことは ご指摘のとおりです。 私が調べた中では千手観音の信仰と結びついたケースもありました。 ムカデといえば武田信玄の「ムカデ衆」を思い出しますが 彼らは鉱山で働く「山師」の集団であったといいますし 戦国時代は鉱山争奪戦であったといった指摘もあります。 そして戦国武将の多くが毘沙門天を信仰していました。 ただ、鉱山資源は採掘されてしまうとなくなってしまいます。 そこが問題ですよね。 丹生などの地名は水銀が採掘された場所であると言われますが 採掘され尽くしたせいか、現在でも採掘されているところはほとんどないようです。 しかも、水銀の鉱脈は地表近くにあることが多く、 坑道を掘らないことも多かったようです。 goo-par1732さんの回答はたいへん面白く、参考になりました。 またよろしくお願いします。 岩屋寺は行ったことがないですが、ぜひ行ってみたいです。 また、ご紹介いただいたサイトはとても面白いので今後愛読させていただきます♪ ありがとうございます。

関連するQ&A