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楽譜について
私は現在、ピアノを学んでいます。 楽譜は全て日本版を使用しています。(バッハ、ソナタ等) これから音大ピアノ科へ進学するつもりです。 そこでやはりレッスンで日本版を使用しても原典版の楽譜を買った方が良いでしょうか?自分としては日本版、ウィーン、パデレフスキやヘンレなど集めていきたいと思っていますが、先生に購入を薦められたわけでは無いので迷います。 しかし私はピアノ講師になりたいので、楽譜を集め勉強したいです。これから幼児用の楽譜なども勉強したいと考えています。 楽譜の事、何でも良いです。色々アドヴァイスをお願いします。
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こんにちは。 とても研究心と意欲がありますね。素晴らしいと思います。 楽譜に対する考えですが…師事なさっている先生が楽譜に対して何もおっしゃらないなら 慌てて色々揃えなくても良いと思いますが…。 経験からバッハは国内版のスラーやスタッカートなど 余計なアーティキュレーションがついている物はどうかな…と。私は解釈上、余計なアーティキュレーションが書かれていない ヘンレを使っています。 又 モーツァルトやベートーヴェンのソナタは やはり国内版とヘンレでは声部の扱いや運指に違いがあり 私はヘンレの声部の解釈が良いと思ってますし 運指も弾きやすい指示になってると感じます。(もちろん全て…という訳ではありませんが) ショパンはパデレフスキが最もショパンらしい解釈がされていると思いますね。運指もショパン独特の音を出すのに合理的な指示だと思います。ただノクターン集だけは19番までで 遺作の嬰ハ短調などが弾きたい場合困りますね。私はヘンレを代用してますが。 私が楽譜に特にこだわっているのは上記のもので 後は結構国内版を使用する事も多いですね。 なんとなく国内版は輸入版に劣るイメージがありますが 場合によっては国内版の方が使いやすい事もあります。楽譜を色々揃えて研究するというのも 解釈の幅を広くする意味では良いかもしれませんが 逆に迷ってしまう事もあります(私は複数所持しているものは 結構迷いますね。)それより重要なのは当たり前ですが 演奏自体を深めて行く事ではないでしょうか。その上で楽譜に物足りなさを感じたら 別のものを購入する…という感じで全然遅くないと思います。 又幼児向け教材についてですが 導入教材は日進月歩で相当な数の教材が出ていますし どんどん新しい物も出てきます。 なので質問者さまがピアノ講師になられた時に 今と全く同じとは断言できませんが…。 今比較的多く使われていると思うのは『ぴあのどりーむ』または『ピアノランド』辺りではないでしょうか。又バスティンやギロックの教材は色々な角度から良い教材だと私は思っています。テクニックものでは…う~ん。たくさんあるので私は色々な種類のものを購入して その時々でコピーして(違反?.汗)生徒に弾かせていますが。固定して弾かせているのはバーナムです。後はヤマハから出ているこどものハノンミッキーといっしょCD付きとか(CDの伴奏に合わせて弾けるので楽しいですよ)原田敦子先生の書かれている『うたう指づくり』シリーズも良いです…が。もし質問者さまが楽器店などの講師になられるとしたら30分レッスンなので たくさんの教材は教えられないかもしれませんね(私は1時間レッスンですので) 以上 色々挙げさせて頂きましたが 教材研究を事前になさる事も有意義とは思います。ただ実際に教えてみないとわからない事が山ほどありますので 今はご自身の実力を出来る限り身につける事を優先なさるのが一番ではないかなと…余計なお節介ですが(^^;) 熱意は素晴らしいと思います。頑張ってください。 ご参考になれば幸いです♪
お礼
様々なアドヴァイスを有難うございました。 これからの勉強の参考にさせて頂きます。 本当に有難うございました。