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近代思想の発見の一つ「子供」について
たびたび質問失礼します。 中学の頃授業でちらっと聞いてそれっきりだったのですが、 近代思想の発見の一つに「子供」というのがあったそうですね。 「かつて子供は小さな成人として扱われていたのであって、子供が「子供」として認識されたのは近代に入ってから~云々」というようなものです。 さっぱり忘れてしまったのでちょいと違うかもしれませんが大体こんな様なことだったと思います。 よろしければこのようなことを誰が(どんな人々が)どういった文脈で(地域と時期、その前後の時代背景)言い出したのかなんかを教えていただけると助かります。 よろしくお願いします。
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フィリップ・アリエス 『<子供>の誕生』 においての論だと思います。 アリエスはアナール学派(アナール派)の流れに属する学者だそうです。 アナール学派というのは、フランスの「アナール」という学術雑誌を中心とする学派で、 歴史を社会史として見ることを特徴とします。 既存の歴史学が、政治や軍事の記述に偏っていたのに対し、 民衆やその生活、また人口についての研究を多くしています。
お礼
早速のご回答ありがとうございます(^^ フィリップアリエスでちらっと検索をかけると かなり出てきました。やっぱり西洋では17世紀くらい に子供が出てきたみたいですね。柄谷行人によれば 日本では明治二十年くらいとのことでした。これらのことから「学校」 が深く関連しているみたいですね。 ひょっとして今調べている構造主義に関連があるかな?と思って質問させていただいたんですが、 構造主義のレヴィ・ストロースも子供について「はるかなる視線」で言及しているみたいで、やっぱりこの辺りの思想は 興味深いものばっかりですねー。 どうもありがとうございました。