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日本史や世界史をきっかけに、名作を読んだ経験
例えば日本史の授業で、平安時代の紫式部や源氏物語を知ったことで読んでみようと思ったとか、近代文学史に出てきた夏目漱石の作品を読んでみようとか、あるいは世界史の授業でルソーの社会契約論に興味を持ったとか、トルストイの戦争と平和を読んでみようとか・・・ これらは一例ですが、日本史や世界史の授業の中に出てきた文豪や思想家、またその作品を知ったことで、実際に興味を持って読んだものはありますか? 私はつまみ食い的に、小林多喜二の「蟹工船」とか十返舎一九の「東海道中膝栗毛」・・・など結構あります。
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citytombi さん、こんにちわ 歴史の授業がきっかけだったのか、はっきり覚えてませんでしたが、 中学2年のたしか夏休みに、「アンネの日記」を読みました。 やはり、背景の歴史を学んで、興味を持ったのだ思います。 でも、本の中身は、思春期の女の子の気持ちが生き生きと綴られていて、 ちょうど同じ年頃だったので、とても興味深く読みました。
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- mozartbach2
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世界史の授業をきっかけにいろいろ読んでみました。 特に西洋の古代史。 プラトンの「ソクラテスの弁明」「饗宴」、 ギリシャ悲劇のアリストパネス、 ギリシャ悲劇のアイスキュロスなどの作品集。 アリストパネスの「女の平和」は衝撃的でしたねえ。 なんせ、戦争ばっかりしている男たちに激怒した女たちが セックスストライキを起こして、それで戦争を終わらせるという、 大変下世話で、かつ批判精神に溢れたドタバタ劇。 なんとなく美しく高尚な世界だと思っていたギリシャ世界のイメージが 根底からひっくりかえりました。 あとは、 ヘロドトスやツキュディデスの歴史書、 ヘシオドスや、ホメロスのイリアス、オディッセイアなどの基本文献も 一通り読んでいます。 日本の八百万神話にも近い世界観で とても面白かった記憶があります。
お礼
授業で聞いたような名前が沢山出てきましたが、そのまま素通りしてしまいました。 古代ギリシャのプルターク英雄伝だけ読みましたが、小学校の学級図書用に持っていったら、先生が驚いていました。 当時は何で驚くのか分かりませんでしたが、有名なんだそうですね。 回答を頂き、ありがとうございました。
- oya_zico
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やはり、三島由紀夫さんでしょうか。 小説家なのに、軍服を着てかつ自殺ですよ。どんな小説を書いたのか?気になりますよね。 で、「金閣寺」を、こっそり読んでみましたが、やはり危うい感じの小説でしたね。
お礼
先日が命日でしたね。 知り合いが三島由紀夫の研究をしていて講演もしているらしいですが、作家があのような形で亡くなったので対象としては興味が尽きないのかも知れません。 回答を頂き、ありがとうございました。
私の場合は、授業から興味を持ったというより、 まずまんがを読んで、授業にも名作といわれるまじめな本にも 興味を持ったんですよねー。 なので、まずまんがありきです。 既出ですが「あさきゆめみし」を読んで「源氏物語」「伊勢物語」 「竹取物語」などの王朝文学っぽいのを読みましたし (ちょうど授業でもやっていたので)、 学研まんがの「卑弥呼」を読んで古代の授業に興味を持ち、 「古事記」を読みました。 「ベルサイユのばら」を読んでヨーロッパ辺りの授業を真剣に聴きました。 特に「ベルばら」は影響がすごくて、おかげさまでまじめな本をたくさん読みました。 デフォーの「ロクサーナ」、サドの「悪徳の栄え」「美徳の不幸」、 デュマの「王妃マルゴ」、イタリアの「デカメロン」、ダンテ「新曲」 などなどなどー、そのころですー。 水野英子さんの「白いトロイカ」というまんがをよんで ロシアに興味を持ち、イヴァン雷帝やエカテリーナ女帝の話を読みました。 (その手の本は、いろんな人がたくさん書かれてます。 まんがでは池田理代子さん「女帝エカテリーナ」もあります。) ジェレミー・ブレッド主演の大昔のBBCのTVドラマで 「シャーロック・ホームズ」というのがあって、 それをきっかけにヴィクトリア王朝に興味を持ち、 ついでにイギリス史に興味を持ち(だって、ひらひらの衣装がすてきだったから)、 オースティン「高慢と偏見」、ブロンテ「ジェーン・エア」、 森譲さんの「英国王室史話」「スコットランド王室史話」あたりを読みました。 神坂智子さんのまんがでシルクロードシリーズというのがあるのですが、 それで古代中国に興味を持ち、陳舜臣さんの「史記」「十八史略」に挑むも挫折、 ここ数年ですが、横山光輝さんの古代中国もののマンガ 「三国志」「項羽と劉邦」「史記」を読んで 高校時代に挫折した陳舜臣さん、司馬遼太郎さんが書かれた古代中国ものに 再トライしてます。でも、やっぱりこの辺は覚えられなくて メモを取りながら読んでいますー。 みんな知っているのかもしれないですが、 大雑把に言うと、世界史は美術史や音楽史とリンクしていて 日本史は中国史や書道史とリンクしていて、 世界はつながっているんだなあと思います。 いまどきはインターネットで何でも調べられますが 読書に終わりはないんだなあと思います。 きりがないのでこの辺でー。
お礼
なるほど、ベルバラからの中世ヨーロッパですね。 取っ掛かりは授業でなくても、どういうところからでも、興味を持って読むきっかけは生まれますね。 >世界史は美術史や音楽史とリンクしていて日本史は中国史や書道史とリンク そうですね、日本と中国は遣唐使や遣隋使もそうですが、昔から密接に繋がっていますね。 書道で思い出しましたが、中国の顔真卿(がんしんけい)、欧陽詢(おうようじゅん)、虞世南(ぐせいなん)の名前は今も覚えています。 高校の書道授業で、先生が嬉々として連呼していましたね。 回答を頂き、ありがとうございました。
歴史の授業で、いつでも「文化史」の節になると目を覚まして教師の話を聞いていました。 ダンテにはベアトリーチェという恋人がいて・・マルクスには、イェーニナ・ヴェストファーレンという歳上の女性がいた。 ・・・なんて話をくそまじめな教師が語りだすと、緩んだ口元から出てくる言葉を 一字一句楽しんで聞いたのを思い出します。 参考書もたくさん買いました。十字軍の遠征で貞操帯、マルキド・サドで拘束具の本を図版入りで学び、バルカン戦争に至ってはまるのまま発禁本でした。 中国にわたれば、金瓶梅。これは、私がラジオ講座と呼んでいた野沢那智・白石冬美のパックインミュージックでなんと朗読の時間があったのです。 でも参考書の知識が試験に役立った記憶はありません。 楽しく勉強できたという記憶しかありません。 http://www.weblio.jp/wkpja/content/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9_%E5%AE%B6%E6%97%8F http://free-artworks-ls01.gatag.net/images/lgp01a201309030000.jpg
お礼
作者の作品だけでなく生涯も知ると、また作品に対する見方も違ってくるかも知れませんね。 >パックインミュージック 若者の「深夜のお友達」というイメージがありましたが、そこでの朗読は異質ですね。 どういう意図があったんだろう・・・ 回答を頂き、ありがとうございました。
- jinguu
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授業で夏目漱石の話が出て「吾輩は猫である」という作品名が面白かったので読みました(笑)
お礼
私も読みましたが、当時の世相が分かって面白い小説です。 物語の中で随所に出てくる老舗は、今も健在のところがありますね。 https://www.habutae.jp/ http://www.wagashi.or.jp/tokyo_link/shop/0337.htm 回答を頂き、ありがとうございました。
こんにちは^^ 漫画なのですけれど。。 『源氏物語』を知り、『あさきゆめみし』を読みました。 聖徳太子では、『日出処の天子』です。
お礼
>あさきゆめみし 調べたら、源氏物語を漫画化したものなんですね。 絵のタッチがすごくハンサム・・・ 回答を頂き、ありがとうございました。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11082/34531)
「燃えよ剣」ですかね。 幕末って結構ややっこしいんですよ。思想がコロコロ変わりますのでね。新選組も、外側(歴史的視点)から見ると江戸から京都に入って芹沢鴨暗殺辺りまでは何がしたかったのかがまるでわからないんです。佐幕?攘夷?どゆこと?って。 それで「燃えよ剣」を読んで内側から見ることでだいぶ理解することができました。上京(京都)したときのゴタゴタは清河八郎に騙されたと思えばだいぶスッキリですし、芹沢鴨暗殺の経緯は要するに内部の権力抗争であって、思想的な対立ではないのだなとね。 ただ読む前に歳三さんの実像の知識をだいぶ得ていたので、「燃えよ剣」の歳三像がだいぶ史実と違うよなとは思っていました。 元々司馬遼太郎という人はそういう人だと薄々知ってはいたのですが、膨大な資料を読み込んで実像がどういう人なのかを知ったうえであのキャラクターを作ったのだから、「なんだ、面白ければそれでいいのか」と、それ以来司馬作品はテレビのバラエティ番組を見るような目で見るようになりましたね。 あと、「のぼうの城」も忍城攻防戦に関する資料がほとんどなかったので読んでみました。ま、小説としては面白かったと思います。 「のぼうの城」のヒットで忍城攻防戦に関する資料も出てくることが多くなって、それを読んだら実際の忍城攻防戦は水攻めにしようとしたものの、空梅雨で思ったほど水が溜まらなくてグダグダになった、とか割と盛り上がらない話だということがわかりまして、こっちのほうは「まあこれは脚色でも加えないと小説として面白くならんわな」と思いました。元々資料がほとんどない戦いでしたから、脚色しても許されるってのはありますわね。 だから「村上水軍の娘」は読みませんでした・笑。和田竜さんは資料がほとんど残らないマイナーな人物を探してそこに小説家としての想像力を存分に発揮する手法で、悪い言い方をすれば「歴史ファンタジー小説」ですが、それはそれでアリなんじゃないかと思います。
お礼
なるほど・・・ モヤモヤが歴史小説を読むことで、スーッと晴れていく感じですね。 幕末は面白そうですが、そういう関係はなぜか読んでいませんね。 書き手の想像力によって歴史や人物像に色が塗られていきますが、あまり飛んでしまうと、仰るようにファンタジーの世界になりそうですね。 回答を頂き、ありがとうございました。
- kurokuro_siro
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源氏物語で教科書に載っている話の先はどうなっているかと思って、図書館で副読本的なものを読んだ気がします。 「我輩は猫である」も読もうとしましたが、新聞か雑誌で読むのはいいけど続けて読むのはしんどいなと思った思い出があります。
お礼
猫は新聞で復刻連載されていましたね。 仰るように、猫は本で読むにはちょっと読みごたえがあり過ぎますね。 回答を頂き、ありがとうございました。
- 戦艦みかさ(@mikasa1905)
- ベストアンサー率14% (675/4694)
私はまるで逆ですね。歴史物語を読んだり観たりした後で、その前後の日本史・世界史の解説本を読むことが多いです。自分の中で個性ある登場人物達が頭の中に住んでいるうちに歴史を勉強して追体験してしまおうという作戦です。 歴史の勉強は好きだったんですが、そこに出てくる文学・芸術は簡単な説明だけでどんなものかサッパリわからないので全く興味が持てませんでした。 ただ、後世に多大な影響を与えた(教科書にのってるものはすべてそうでしょうけれど)マルクスの資本論はとは一体どんなものなのかと興味がありました。原典は難解らしいので読んだことありませんが、池上彰さんの解説本や講義映像でちょっと勉強しました。
お礼
なるほど! 映画が先か本が先か・・・みたいな感じですね。 >そこに出てくる文学・芸術は簡単な説明だけでどんなものかサッパリわからない これは授業のやり方でも実感しました。 新学期の頃は、日本史だったら縄文時代あたりから始まりますが、2月3月の大詰めになってくると、大正や昭和時代は結構飛ばし気味に進めて、最後には“読んでおいて”で終わることが多かったです。 当然文学史などは、真っ先に飛ばされる部類でしたね。 回答を頂き、ありがとうございました。
カラマーゾフの兄弟の大審問官っていうとこだけ読んでみたことがある。作者は知らないです。よくわかんなかったです。
お礼
>カラマーゾフの兄弟 名前は耳にしますね。 ドストエフスキーでしたね。作者の名前を聞いただけで難しそうです。 回答を頂き、ありがとうございました。
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お礼
これは私も読みました。 このアンネ・フランクの話を聞く時は、必ず歴史の悲劇とセットになっていますね。 そういう境遇でも、短い人生でも、彼女は確かに生きていたのを実感します。 回答を頂き、ありがとうございました。