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時差の概念はいつ発見・認知された?

現代は飛行機と精巧な時計があるので直感的に時差が理解できますが 船や徒歩しかない時代は、時差が生じる地域に行く過程で何日もかかっていたので 時間がズレている感覚は生じにくかったのではと想像します。 一般人が「時差」を認識したのはやはり飛行機が登場したここ100年ごろの話でしょうか? それとも船や馬車などでも時差は認識できたのでしょうか。 また、天体観測やある程度の精度がある機械式時計で、時差を発見することはできたとは思いますが はっきりと時差の概念が文献などで言及されたのはいつ頃でしょうか?

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回答No.2

ほんのり認識され必要になったのは鉄道が広範囲にひかれた頃です。 https://en.m.wikipedia.org/wiki/Railway_time 1840年イギリスにて「鉄道時間」という標準時間が設けられました。 決められたのは1884年の国際子午線会議 で、グリニッジ子午線が本初子午線として国際的に採用され、グリニッジ平均時が世界の各地域の時計を合わせる時刻の基準になった時ですね。 経度を計算して各地の標準時間を定めました。 はっきりとした体感という点では1876年の電話の発明後でしょう。 アメリカなど国内でも時差がある国でサンフランシスコとワシントンで電話をかけると時刻が異なる訳ですから。 飛行機は国際電話がひかれ始めた頃はまだそんなに早くないですよ。

nyamuo
質問者

お礼

そうか鉄道がありましたね。 ロンドンとパリで1時間時差があるようですから、これは確かに「鉄道時間」を設定する必要がありそうですね。

nyamuo
質問者

補足

ベストアンサーのmiku-chi様の補足コメントを借りましてまとめます。 古代ギリシャには時差の概念は発見されており、6世紀の中国には各地に設置した日時計を使って日食時間のズレを計測していた。 学者の机上の概念から飛び出して一般人が時差を認識・実感しはじめたのは、鉄道が敷設されて「鉄道時間」が設けられた1840年 そして1884年の国際子午線会議で世界標準の時差が設定され 飛行機の登場で時差ボケするほど時差が実感できるようになった。 という感じですかね。 また以下URLを参考にすると http://q.hatena.ne.jp/1159247916 時差の概念を「発見」した個人はいまだ不明ですが、少なくとも紀元前250年エラトステネスの頃には発見されていたようで 時差をはじめて「体験」したのは、世界一周後のマゼラン一行ということになりますかね。 皆さまありがとうございました。

その他の回答 (4)

回答No.5

”時差ボケ”は、飛行機での移動が一般的になってからでしょう。 ”時差”自体は、中国では土圭(どけい)と呼ばれる日時計を各地(インドあたりまで)につくり、日食などで時間差を計ったというのが6世紀あたりだったと記憶しています。ちなみに土圭は時計の語源と言われています(時計は当て字なんです)。

nyamuo
質問者

お礼

時差ボケは飛行機登場後ですかね 中国のみならず世界各国各地に日時計はあったと想像できますが 「日食で時差を観測」というのはなるほど~と思いました ありがとうございます。

回答No.4

実は古代ギリシャの頃には既に時差と言う概念は有ったようです プラトンだったかアリストテレスだったかが 星の観察を使った時差を発見したらしいです

nyamuo
質問者

お礼

ありがとうございます やはり古代ギリシャですか さすが古代ギリシャ

  • mpascal
  • ベストアンサー率21% (1136/5195)
回答No.3

大航海時代には認識されていた。 http://www.tokeizanmai.com/history3.html

nyamuo
質問者

お礼

なるほど、大航海時代には少なくとも認識されていたんですね。 いまは経度から時差を計算していますが 大航海時代は時差から経度を計算していたというのも面白かったです。

回答No.1

アメリカで鉄道網が発達して大陸を東西に横断するような場合に、出発駅の現地時刻に時計を合わせても到着駅の時刻と一致しない問題が起こったようですね。 列車ごとに時計の時刻が違っていては、事故につながりかねないですので。

nyamuo
質問者

お礼

調べてみるとアメリカの端と端では3時間の時差があるみたいですね。 所要時間は83時間だとか。 おそらく時差ボケまではなかったと思いますが、時間調節するにあたって時差を認識せざるをえなくなりますね。

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