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一酸化炭素の発生について
一酸化炭素による中毒について疑問があります。新聞などの報道では 不完全燃焼だけが原因のように記載されていますが、次の反応でも 発生は可能です。特にLPGなどでは、一端完全燃焼したものが炭化した すすと反応して次のようになっているのではないですか。 CO2+C=2CO 特にLPG,LNGは酸素が十分あれば完全燃焼まではすると思いますが。
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- htms42
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回答No.2
炭火が勢いよく燃えているときに炎が見えることがありますね。 炎は気体が燃焼している時に見えるものです。 炭が燃える時に発生する気体はCO2とCOの2つです。 CO2はもう燃えませんのでCOが燃えている事になります。 このCOは C+(1/2)O2→CO で生じたものと CO2+C→2CO で生じたものとの両方でしょう。 2つ目の反応は熱せられた炭素(赤熱の炭素)との反応だと思います。
noname#160321
回答No.1
おっしゃる通りこの反応は起きます。でも、 二酸化炭素の標準生成エンタルピー:ΔfH^o=-393.5kJmol^-1 一酸化炭素の標準生成エンタルピー:ΔfH^o=-110.5kJmol^-1 なので ΔrH^o=2×(-110.5)-(-393.5)=172.5 (kJmol^-1) で吸熱反応になるため、炭火のような場所でないと不利です。 なおご存知の様に鉄鉱石から銑鉄を作る高炉ではこの反応で生じたCOを用いて鉄鉱石を還元しています。