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一酸化炭素中毒について。
よくストーブの不完全燃焼で、一酸化炭素中毒というのを耳にしますが、ストーブでなく、石油ファンヒーターでも起こりえるのでしょうか? よろしくお願いします。
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石油ファンヒーターとは、ストーブの一種で、灯油を燃料とした、温風吹き出し式のものを指します。 これには吸気・排気のやり方によって、幾つかの方式に分けられます。 給排気筒を備えていて、燃焼に必要な空気を戸外から取込み、戸外に排気する、FF式(密閉式・強制給排気形)。 排気筒を備えていて、室内の空気を使って燃焼を行い、戸外に排気する、FE式(強制排気型)。 給気筒も排気筒も無く、室内の空気を使って燃焼を行い、室内に排気する、開放式。 【参考URL】石油ファンヒーター - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%92%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC この内、屋外に通じる排気筒を備えている、FF式とFE式に関しては、回答番号:No.1様が書かれている通りです。 しかし、室内に排気する開放式は、温風を噴き出すか、出さないかの違いだけで、ファンヒーターでは無いポータブル式石油ストーブと、全く変わりはありませんから、同様に不完全燃焼で一酸化炭素中毒事故を、起こすおそれがあります。 ですから、開放式の場合には、取扱説明書の注意書きにもあるように、その使用中は定期的に室内空気を入れ替える事が推奨されます。 開放式か否かは、戸外に通じる排気筒を、必要とするか否かで区別出来ます。(排気塔の無い方が開放式) 購入時の見分け方は、FF式又はFE式と書かれていないものが、開放式で、ポータブル式の石油ファンヒーターは開放式のものしかありません。 尚、ファンヒーターの中には、石油ファンヒーター以外にも、電熱式のファンヒーターもあり、こちらは一酸化炭素中毒事故の危険に限れば、全く起こすおそれがありません。(但し、電気代が極端に高くつきます) 又、ファンヒーターでは無い石油ストーブにも、FF式、FE式、及び開放式があり、各方式ごとの一酸化炭素中毒事故の危険や、見分け方はファンヒーターの場合と同じです。
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- chie65536(@chie65535)
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ストーブ以外でも「燃焼する物」なら、一酸化炭素中毒を起す可能性はゼロではありません。 石油ファンヒーターの場合、排気口の屋外側が雪で埋まったとか、ストーブ内の排気パイプが経年劣化で破損するなどで、排気が正常に行われないと一酸化炭素が大量に発生し、中毒が起こります。 ナショナル(現パナソニック)のFF式石油ファンヒーターの回収について、かなり長い間、TV等で告知されていたのをご覧になってませんか? http://panasonic.co.jp/ha/info/important/heating/index.htm 上記のパナソの回収は「古い石油ファンヒーター」の場合ですが、新品、最新式の場合でも施工ミスなどで「排気が正常に行われない」なら、同様の事故が起きます。
お礼
ありがとうございます。 排気ガスがポイントということで、すごく理解できました。 気をつけたいと思います。
お礼
ありがとうございます。 ファンヒータの概要が理解できました。 開放式を使っております。 酸素がなくなると、燃焼できなくなり遺産化炭素が発生ということですので、必ずどこかに空気の通り道を作ろうと思います。