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文字式の割り算
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f(k)はkの3次方程式ですので、次のように表されたとします。 f(k)=2(k-a)(k-b)(k-c) このとき、k=-1を代入してみますと、 f(-1)=2(-1-a)(-1-b)(-1-c)=0 ∴(a+1)(b+1)(c+1)=0 となりますので、この式が成り立つためには、(a+1)、(b+1)、(c+1) のいずれかの因数が 0 でなくてはなりません。 つまり、次のようになります。 a=-1 または b=-1 または c=-1 ここで、仮に a=-1 だとしますと、f(k)は次のように表され、因数(k+1)を持つことになります。 f(k)=2(k+1)(k-b)(k-c) 同様に、b=-1、c=-1 の場合についても考えますと、同じようにf(k)は 因数(k+1) を持つことになります。 以上のことから、f(-1)=0 のとき、 f(k)は因数に(k+1)を持つことが示されます。 なお、以上の事柄は <因数定理> と呼ばれています。 学校の授業でも学習していると思いますが、参考までに関連のサイトを貼っておきます。 http://www.kwansei.ac.jp/hs/z90010/sugakua/insteiri/insteiri.htm
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- funoe
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f(k)は3次式だから1次式で割ったとき、商は2次式、あまりは定数。 f(k)=(k+1)(kの2次式)+a ここで、K=-1を代入すると、 左辺=0 だし、 (k+1)(kの2次式)のところも0になる。 なので、a=0 ほら、割り切れた。
お礼
詳しい説明ありがとう御座いました
- arrysthmia
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(複素係数)多項式は、(複素係数の範囲で) 一次式の積に分解されます。 しかも、その分解は、(各一次因子の定数倍を除いて) 一通りに定まります。 これが「代数学の基本定理」(正確には、その系)。 多項式の因数分解の根拠です。 これにより、 f(k) は、k の一次式の積に分解されますが、 因子の中に k+1 の定数倍が含まれていなければ、 k = -1 を代入したときに、f(k) が 0 でない複素数 有限個の積で表され、0 になりません。 背理法により、f(-1) = 0 ならば f(k) は k+1 で割りきれます。
お礼
詳しい説明ありがとう御座いました
お礼
詳しい解説と、関連サイトありがとう御座いました。 無事理解することが出来ました