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昭和30年代の美術教育について教えてください
昭和30年代初頭、もしくは昭和20年代後半でも かまいません。このころ、日本の小学校の美術教育で さかんであった指導法、実践、教育観、カリスマ教育者 などがありましたら教えてください。 お願いします。
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- kottinQ
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こんばんは。 昭和25年生まれで、現在、絵描きの端くれです。 昭和30年代と言えば、ちょうど私が小学校から中学校、義務教育を受けた期間と言うことになります。 しかし受ける側は、指導法や実践と言われても、比較するものを持ち合わせておらず、中々回答できるものではありません。 私たちの年代というのは、戦後教育の中でもっとも自由でのびのびとした環境で教育を受けられたのか思います。 私たちの上は、ぎゅうぎゅう詰めの、いわゆる団塊の世代。 少し下になってくると、テレビ文化に侵され始め、受験競争に巻き込まれていきます。 美術教育はどうだったのでしょう。 私たちの頃は、専科の先生がいるわけでなく、クラス担任の先生が、図工の授業も見てくれたのですが、小学校2年生の時に「kottinちゃんは絵が上手」と褒めてもらい、通知簿に5をもらったもので、その調子で現在まで来てしまった感じですね。 中学校の美術の教師は、ポスターばかりでした。授業でもクラブでも、ポスターばかり描かされました。 5月10日からは愛鳥週間。6月4日は虫歯予防デー。次から次へとポスターでしたね。 私は、A小学校でしたが、6年生担任の先生の弟が、隣のB小学校の先生。この先生が、子どもたちに木の絵を描かせて、児童心理を分析するという実践を積み、えらく評価されたというニュースを、おそらく高校ぐらいの時に聞き、先生によって授業も違うのだと思ったものです。 そんなことを思い出すにつけ、当時は今のように系統化された指導法など無かったのではないかと思う次第です。
お礼
ご返答ありがとうございました。 まさか当時の教育を受けた本人の方が 回答してくださるとは思いませんでした。 非常に貴重な体験談、しっかしと後世に 引き継がせていただきます。 ありがとうございました。