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美術と社会、美術と学校教育

私は現在高校三年生です。私はある大学の教育学部を目指しているのですが、受験勉強の一環として、美術が現在の学校教育の中でどのような役割を果たさなくてはならないのか、また、現代社会の中で美術とはどのような役割を果たしているのかを調べています。            近年、少年犯罪などが増加し、子供たちを取り囲む社会、教育のあり方が問われていると思います。私は学校と社会の連携が大切で、芸術がその繋ぎ目をしなくてはならないと思っています。質問の率直な答え、身近な所で行われている美術活動を教えてください。お願いします。

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  • zinpei
  • ベストアンサー率55% (5/9)
回答No.3

今の美術が社会を変えるにはあまりにも微力です。 美術はまだなんとなく高尚な感じが世間にあって隔たりを作っているし、実際の学校教育ではまだまだ制限がかなりあります。それどころか美術音楽の授業が減らされてきてますよね。 私は社会うんぬんよりまず子ども達に美術は楽しいんだという事を全面的に開放することが先だと思うんです。 これがいい作品でこう描きなさいっていう教え方をやめて、「何でも有り」にしてしまう。教師は思い通りにかけない子たちにアドヴァイスをしたり、他の方法を提示する道先案内人になる。そういう教育現場から始まるのが社会との連携になってゆくのではないでしょうか。 よさこいソーランなどはやって面白いから個人、チーム、そして地域に発展してゆきます。 学校教育ですぐに動けない分、地域の大人が協力しなければ到底社会には影響してゆかないでしょうね。 絵画教室、サークル、ボランティア団体等が子ども達を集めて壁画を描き町の人たちとのつながりが出来てゆくという話を聞いたことがあります。微々たるものでもそこからすべて始まるのでしょう。 残念ながら私の住む所では大きな美術活動がなされている所はありません。 学校だけではなく、むしろ地域にすむプロの作家や絵画教室などを多く子どもの日常に巻き込んだ美術教育が必要なのでは、と私は考えます。 (ちなみに私は美術の中学教員免許を持っており、近々絵画教室を開く予定です) 少なくとも楽しいことをやっていれば、子どもだってとんでもない悪さはしないものでしょう。 いろいろ見たもの感じたものを制作してゆく事で色々学ぶものです。

diffateru
質問者

お礼

 私は、最近イズミワクプロジェクトについてのほんをよみました。プロの画家や美術教員、生徒たちが一丸となり、学校全体を、作品に触れたり、作品製作を体験できる美術館にしてしまうというものでした。地域に学校の新たな使い道、地域の中心的存在としての学校を提示していましたし、子供たちと地域に人々を美術でつなげるという考えに感銘を受けました。    zinpeiさんの考え方は、このプロジェクトの考え方に共通するところがあると思います。近年、数々の問題が学校で起こり、少年犯罪が発生しています、そのような問題を私は美術という観点から考えてみたいと思っています。絵画は、作者の心、心理状態をうつしだすかがみだとおもいます。だからこそ、今の子供たちには必要だと感じます。しかし、zinpeiさんがおっしゃるとおり、芸術の時間が学校であまり重要視されていないと担任の先生も言っていました。今の私には、もちろん解決策は見えませんが、私なりに考えていきたいと思います。zinpeiさんが行う絵画教室が多くの子供たちを正しい方向に導くことができるよう願っています。きっとうまくいくと思います。頑張って下さい。私も頑張ります。貴重なご意見ありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.2

問題は、美術がどのような役割を果たしているのかではなく、何に興味を持たせるかだと思います。 自己主張の一種の方法であると思いますが。 描写心理学(だったかな)で、人の心理状態も読めます。 要は、美術に限らず、何に打ち込ませることが出来るかだと思います。 今は、美術と言うより、デザインアートとして、生きてるはずですが。

diffateru
質問者

お礼

なるほど、何に興味を持たせるかですか。そのような考え方も出来るのですね。参考にさせて頂きます。デザインアートも調べてみます。貴重なご意見ありがとうございました。

  • alexsey
  • ベストアンサー率27% (12/43)
回答No.1

はっきり言って日本における美術教育レベルは、低いですし、一般的な技術レベルも低いです。ピカソの10代の時のデッサンには、驚きますが、向こうでは、そのレベルの生徒は、かなりいます。日本の美術教育はあいまいです。知性かされていないので、各先生にゆだねられているのが、現状です。美術や芸術は、個人にとっては、自己の心の鏡のようなものだと僕は感じています。決してうそもつけないです。自分と向き合って自己を見つめ、先に進みます。人類レベルでは、どのように存在しているのか、またどのように存在すべきなのかを教えてくれます。美術芸術は、存在の表現であり、デザインは、美です。デザインは、他に影響を与えます。デザイナーは、芸術をヒントにして作品を作っていることは、多いです。美術活動は、多いですね!都立美術館にゆくと、公募展がたくさん開かれています。銀座の画廊でも、アマチュアからプロまで、デパートや郵便局でも、展示されています。昨今では、パフォーマンスアートというのもあります。

diffateru
質問者

お礼

返事が遅れてしまいすみません・・・。貴重なご意見有り難うございました!私もalexseyさんの意見には共感できるところがあります。芸術は心を映し出すからこそ、現在の色々な問題に囲まれている子供たちには必要なのだと思います。しかし、現実は芸術の時間が学校からさくげんされていますし、あまり重要視されていないような気がしてなりません。芸術は人と人と、異文化と異文化そして、学校と地域社会をつなぐ掛け橋であるとも考えています。現代の芸術教育にはこの二つの要素取り入れが必要だと思います。alexseyさんの意見を参考にじっくり考えていきたいと思います。ご意見有り難うございました。