- ベストアンサー
減価償却資産の計算について
今、会社(法人)の決算(3月決算)を行っています。そこで減価償却資産の計算(以下計算書)についてわからないことがあります。 昨年の計算書の車両及び運搬具のところで、期中に中古の車両を取得したのですが、その償却率が1.000(1000/1000)で耐用年数が2年となっております。取得価格400000円・償却月数4月・償却額133333円 です。ちなみに車両は運送事業用です。今期(20年4月~21年3月)の償却額とか残存価格はどのように計算すれば良いのでしょうか? 昨年の計算書は税理士事務所に依頼しましたが、今期は自分で作成していたのですが、土日になってしまい聞くことも出来ません。 素人ですのでよろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
結論 本年度の償却費 266,666円 残存価額 1円 ・減価償却費の計算方法が変わって、定率法の計算は原則として定額法の償却率の250%となりました。 ・耐用年数2年 定額法0.500 ですので 250%だと1.25になり(125%償却したら経費を引きすぎるので100%で頭打ちです) 1年間で、100%の償却が可能ということです。 ・昨年の場合は、使用期間が4ヶ月ですので 4/12ヶ月=0.333 で133,333円償却したということです。 ・今年は、帳簿に備忘価格1円を残して、残り全部償却できます。
その他の回答 (1)
- daigo21
- ベストアンサー率89% (120/134)
平成19年4月1日以降取得の定率法の場合「耐用年数」により「償却率」と共に、「改定償却率」及び「保証率」が決っています、耐用年数2年の「償却率1.000」、「改定償却率」と「保証率」は耐用年数2年の場合は有りません。 定率法の計算式 1年目の「償却額」=「取得価額」×定率法の「償却率」×使用月数÷12。 2年目以降の「償却額」=「期首未償却残高」×定率法の「償却率」×使用月数÷12、(2年以降の「使用月数」は「12」とし、計算上「12÷12」は省略出来る)。 前計算式で毎年償却します、最後年の「償却額」=(「取得価格」-「償却累計額」-1)、最後年は期未残高の1円(備忌価額)を残して減価償却計算は完了です。 質問者様の定率法の計算 1年目平成20年3月期の「償却額」=400,000×1.000×4÷12=133,333円、期末未償却残高266,667円。 2年目平成21年3月期の計算式「償却額」=266,667×1.000×12÷12-1円(耐用年数2年で最後年の為備忌価額1円を引きます)=266,666円、期末未償却残高1円(備忌価額) 又は、 2年目平成21年3月期は最後年になり「償却額」=400,000-133,333-1=266,666円、期末未償却残高1円(備忌価額)、 帳簿上この備忘価額1円は除却する迄残します。 国税庁HP>タックスアンサー>No.2106 定額法と定率法による減価償却(平成19年4月1日以後に取得する場合) http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2106.htm 国税庁HP>タックスアンサー>No.5410 減価償却資産の償却限度額の計算方法(平成19年4月1日以後取得分) http://www.nta.go.jp/taxanswer/hojin/5410.htm 私は知人が作成したウェブ上のフリーソフト「Exsel減価償却計算25」で試算しています、青色決算書・白色収支内訳表の様式全項目を記載順に、耐用年数全年分を一覧表示する便利なソフトです、マクロは使用していません。 http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se455367.html 上記の計算については、Sheet1(新法)を使用し、端数処置は「切り上げ」又は「切り捨て」ワンクリック切り替え(質問者様の1年目の計算値は「切り捨て」算です)、「取得年月」19年12月、「取得価格」40万円、「定率」、「決算月」3月、「耐用年数:平成20年度税制改正前・後」前後共に2年、「事業専用割合」は100%、 で計算します、左端に申告年を表示します、確定申告に使用する時は計算後必ず検算して下さい。
お礼
親切丁寧なご回答ありがとうございました。 とても助かりました。
お礼
大変わかりやすいご説明をいただきありがとうございました。 計算方法が変わっていたのですね。 ありがとうございました。