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DNAて何種類あるんですか?

一人の人間の体内には何種類のDNAが存在するんでしょうか? 臓器によってことなるのでしょうか? ヒトの染色体は24種類あるようですから、それに対応して24種類なのでしょうか? しかし抗体産生細胞などでは遺伝子(エキソン)の組み換えなども行われてるようなので、ひょっとするともっと多くのDNAがあるのかなとも思えてきてしまいます。 またmRNAて、DNAから転写、選択的スプライシングを経て産生されたものなのでDNAよりも採用される遺伝子(エキソン)の組み合わせが色々考えられるので、DNAよりも多様性をもっているはずですよね? ということはcDNAというのはDNAに比べるととんでもなく種類が多いということなのでしょうか?

みんなの回答

回答No.3

ゲノムのDNA配列には遺伝子をコードする領域もあるし、遺伝子を制御するプロモーターやエンハンサーといった領域もあるし、テロメア・セントロメアや複製開始点のような転写以外に関わる領域もあるし、まだ機能の分かっていない配列も相当あります。 なので、一概に何種類の「DNA(配列)」があるかは言えないと思います。 転写される遺伝子に限れば、人間には約2万5000個あると言われています。 質問者が言及されている通り、遺伝子によっては選択的スプライシングによってsplice variantと呼ばれる複数の転写物ができたり、抗体遺伝子の組み換えがあったり、翻訳後の修飾もあるので、実際に作ることのできる蛋白質は2万5000種類よりも遥かに多いです。 また同じ「遺伝子」でもallele(対立遺伝子)といって、ゲノム内の同じ場所(locus)にあっても配列や機能の異なるものが何種類もあります。 ゲノムDNAの配列が臓器によって異なるということはありません。 (例外は配偶子や質問者の指摘された抗体産生細胞や核のない赤血球くらい?)

a0024115
質問者

お礼

了解ですありがとうございます。 例外を除いて基本的には単一であるということですね。

  • otx
  • ベストアンサー率44% (256/576)
回答No.2

質問者様がおっしゃる「DNA」が何を指しているかよくわかりませんでした。 DNAという物質は1種類であって、 そこに存在する遺伝子は~種類と言いますが、 そうすると遺伝子をコードしていないDNAはどう言えば良いのかわかりませんし、 染色体が~本あるとは言えますが、そこの配列は例え相同染色体であっても完全に同じ配列かどうか(遺伝子をコードしていない部分とか)わかりませんし、 う~ん、質問者様がおっしゃるDNAって何を指されているのでしょうか・・・

a0024115
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 私の理解ではゲノムDNAはデオキシリボヌクレオチドが多数つながった構造であるのですがまちがっていますか? 種類というのはそのデオチシリボヌクレオチドが多数つながったもののATGCといった配列が1個体関して何パターン存在するかという意味です。 そして染色体はDNAにクロマチンやらヒストンやらがくっついた構造だと理解しているのですが。。

  • stringf35
  • ベストアンサー率66% (69/104)
回答No.1

「種類」の定義にもよるでしょうが、細胞内には大きく分けてゲノムDNAと ミトコンドリアDNAがあります。ゲノムDNAは確かに染色体構造をとって いますが、常染色体が22対44本、性染色体が2本の合計46本です。対をなす 染色体間でも、相同組み換えなどによって配列は異なりますので、厳密には ゲノムDNAは46種類、なのですかね…。 臓器によってゲノムDNAが異なる可能性は否定できませんし、ユークロマチン /ヘテロクロマチン構造の違いやヒストン修飾などの差異も「種類」と すれば、ゲノムDNAの種類は無数にあると言えます。ご指摘のようにB細胞 などの組み換えを考慮すればさらに増えます。 用語の次元というか格というか、そのような違いなのですが、mRNAやcDNA と言う場合と単にDNAと言う場合では、指すものの具体性が全く異なります ので、どちらの種類が多い、とは一概に言い難いのが率直な回答ですね…

a0024115
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ヒストンやクロマチンというのは染色体には含まれるんでしょうが、DNAには含まれていないんじゃないですか? ではDNAは部位によってことなると考えて良いようですね。