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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:組み換え価)
組み換え価についての疑問
このQ&Aのポイント
- 組み換え価についての疑問について説明します。
- 遺伝子の組み換えは連鎖している遺伝でも起こることがあります。
- 独立遺伝でも組み換えは起こる可能性があります。
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質問者が選んだベストアンサー
「組み換え」という言葉の意味に混乱が生じているように思います。整理しましょう。 (1)組み換え価の定義における「組み換え」 この場合、遺伝子の組み合わせが変わった機構までは判らないので単に遺伝子の組み合わせが変わることを「組み換え」と呼んでいます。ご質問の中の <例を挙げるとして父AABB、母aabbがあったとして それぞれ受け継いだABという組み合わせとabという組み合わせでこれと異なるAbやbBの組み合わせの配偶子を生じたなら、それを組換えといいます。両遺伝子座が連鎖していようと独立であろうとです。> という部分はこの意味で「組み換え」を使っています。 (2)染色体の交叉による組み換え 一方、同じご質問中の <組み換えとは細胞の減数分裂の際、2つの相同染色体が対になって交叉し、同一染色体上の遺伝子の組み合わせに変化を生ずる> という部分では連鎖の場合に遺伝子の組み合わせが変わることを「組み換え」と言っています。 で、組み換え価との関係の話なのでここは(1)の定義で説明します。 (a)二つの遺伝子が独立の場合 この場合、Aかa、Bかbを独立に引っ張ってくるだけなので組み替えの起きる確率は50%になります。 (b)二つの遺伝子が連鎖している場合 減数分裂で相同染色体が分離する際に遺伝子の乗り換えが起こるとそれが組み替えとして観察されるわけですが、この乗り換えは一対の染色体間のみで起こり、両方の対で起こることはありません。従ってこの時点で組み替えの確率は50%です。さらに一対の染色体間で乗り換えが起きる確率は100%より小さいので、連鎖の場合の組み換え価は50%より小さくなります。
お礼
解りやすい回答ありがとうございます!!