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DNAについて

(1)セントロメアやテロメアなどは遺伝子ではないが、DNAの一部であるということで間違いないですか?「遺伝子の多くはたんぱく質を規定する遺伝情報の単位」と教科書にありましたが、「多くは」という文章のあいまいさで困惑してます。 (2)あと、染色体というのは細胞分裂時に出現するDNA鎖の変形であり、遺伝子を多く含むということで合ってますか?

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  • stringf35
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回答No.1

(1) ちょっと違います。DNAというのはデオキシリボ核酸のことで、物質の名称にすぎません。遺伝子はDNAが鎖状に連なっているものです。一方、セントロメアやテロメアというのは染色体の部位の名称です。染色体はDNAの鎖とたんぱく質などから成り、セントロメアやテロメアもDNA鎖とたんぱく質から成ります。 「遺伝子の多くは」という表現についてですが、ほとんどの場合遺伝子はたんぱく質を規定するものですが、一部にはmiRNAなどたんぱく質でない物質を規定するものもあります。 (2) 狭義の染色体は細胞分裂時に見えるようになるものですが、一般的にはゲノムDNAとヒストンなどからなる遺伝子の本体を指すことが多く、その意味では染色体は常に存在します。 染色体は確かに遺伝子を多く含むと言えなくもないですが、むしろ染色体こそが遺伝子の集合体であり、ほかに遺伝子は存在しないと理解したほうが良いと思います(ミトコンドリアDNAは例外ですが)。

mender
質問者

お礼

よくわかりました。ありがとうございました。

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