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ヒトのDNAは46本?染色体とは?RNA転写時のDNAとヒストンの関係は?
- ヒトのDNAは46本ではなく、染色体が46本存在します。染色体はDNAとヒストンの複合体であり、細胞内に常に存在します。
- 染色体とは、DNAとヒストンの複合体であり、ヒトの染色体は常に細胞内に存在します。
- DNAとヒストンの関係は、RNA転写時に完全に離れてしまうわけではありません。一部のアンチセンス鎖がDNAとヒストンにくっついたままの状態で転写されます。
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93#.E6.9F.93.E8.89.B2.E4.BD.93.E3.81.AE.E5.AE.9A.E7.BE.A9 一部だけ回答します。怠慢ではなく、意味が狭義、広義の二つあるということです。 >染色体には歴史的な理由からいくつかの定義がある。 原義では、細胞周期の分裂期に見られる凝縮した構造体を指す。一般的に染色体の形態として認識されている X 状の構造(右図中右上参照)はこの時期のものである。 形態や細胞周期に関わらず、真核生物の細胞にあるDNAと塩基性タンパク質のヒストン、およびその他の多様なタンパク質からなる生体物質を指す場合。これはクロマチン・染色質の意味も含む。 さらに広義には真正細菌や古細菌、あるいはミトコンドリアなどの細胞小器官が持つゲノムも含む。このうち古細菌はヒストンにDNAが一部巻きついている。ウイルスのゲノムも染色体と呼ぶ場合がある。通常プラスミドは含まないが、tRNAやrRNAなどを含む場合もあり複ゲノムと呼ばれる。本項目において断りがない場合は (2) の意味での説明とする。 ミトコンドリアにDNAがあるので、DNAだとダメです。
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- ga111
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(3)の意味だと細胞小器官の遺伝子(?)も染色体になるということでしょうか。染色体という言葉が厳密に(科学的に・専門的に)使いもんにならないじゃないですか。 まあ、皆さん(専門家たち)使っていますので、違いますね。 >『一般的に染色体の形態として認識されている X 状の構造(右図中右上参照)はこの時期のものである。』 こんな単純な対象物を話題にしているのに、その「一般に」という断りの要るのがおかしいと思うのです。 これは(1)の定義に従うと言う意味。 >専門用語を整理して定義しなおすのは私らの仕事ではありません。怠慢だと思われませんか。 私は、複雑な巨大構造物だと思います。 >原義が、分裂期のX状構造体というのは本当でしょうか。 ほぼイエス。(1)の定義。 全体にあなたは勉強が足りません。定義1,2,3を使い分けしていいかどうかはその道の専門家たちが種の領域を超えて決めることです。勉強の足りないあなたが今いうことではありません。
お礼
>『まあ、皆さん(専門家たち)使っていますので、違いますね。』 これでは、権威主義を証明されているだけです。 全体にあなたは勉強が足りません。定義1,2,3を使い分けしていいかどうかはその道の専門家たちが種の領域を超えて決めることです。勉強の足りないあなたが今いうことではありません。 ご投稿ありがとうございました。
補足
解釈問題ということでは、すっきり納得できません。 今後も質問していきたいと思います。この度は、皆さんありがとうございました。
- Tacosan
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「DNA」を数えるときに「2重らせん構造」をまとめて 1本という? それとも, それぞれのらせんで 1本ずつ, 計 2本という? 「DNA は必ず 2重らせん構造をとる」とは限らないからねぇ....
お礼
ご回答ありがとうございます。 単なるDNAだと、表現上、難があるようですね。「(二重らせんの)DNA46本である」という標語にした方が、DNAなどの知識が体系的につながると思うのです。DNAが二重らせん構造なのかどうなのかという知識に目を向けるためにも染色体に逃げない方がいいんじゃないでしょうか。 >『「DNA は必ず 2重らせん構造をとる」とは限らないからねぇ....』 これは生体内においてですか。それはどういう構造でしょうか。
- ga111
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追加です。 >ヒトのDNAは46本ですか? これは、一般的にはノーです。細胞は分裂するのが主な商売ですから(しないのもいますけど)2倍体2nと4倍体4n、その中間から構成されます。多核細胞ではまた違ってきます(核数によってその整数倍になる)。 さらに既述のように数に幅があるミトコンドリアのDNAがあるので、1細胞当たりそれは46本のDNAとはいえません。 下の、ウキの定義(2)では単核で2倍体の細胞のみがヒトゲノムの46本のDNAを持ちます。4倍体では染色分体は92本になります。 >染色体ではなく染色体分体が46本というべきではないのでしょうか。 染色分体(せんしょくぶんたい、Chromatid)は「分裂直前の細胞4nでは」4倍体で92個(単核)。「分裂直前の細胞では」染色体は染色分体2個で1個なので46、ということです。 あとは、ウキをよく読めばわかるでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「分裂直前の細胞4nでは4倍体、は○ですか」 http://okwave.jp/qa/q7658921.html 質問者は皆さんの助けをかりて、生物学用語を整理していきたいと思っています。
- otx
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染色体とは、 細胞分裂期に「だけ」出現する構造体です。 ヒストンが結合したDNAがさらに折りたたまれ凝集された構造体です。 ここで重要なのは、DNAにヒストンが結合しただけでなく、 さらに折りたたまれているということです。 で、分裂期でない細胞にはDNAにヒストンや他のタンパク質が結合した状態で 存在しています。 >DNAが46本という表現の方は滅多に聞かれませんよね 細胞内では、DNAがそのまま何も結合していない状態では存在していませんので、 DNAが何本とはあまり言いません。 ただDNAと言うと、何も結合していない純粋な化学物質のことを 言っているように個人的に感じます、これはあくまで個人的に。 >染色体ではなく染色体分体が46本というべきではないのでしょうか。 染色体は、細胞分裂期に出現する構造体です。 細胞分裂期には、DNA量が複製されて通常より2倍になっています。 1つの染色体は、4つの染色分体が結合した形になっています。 なので、よく「X」であらわされますが、分裂後期には分かれて 「I」と「I」が娘細胞に分配されます。 この「I」が通常の細胞に含まれる1倍のDNA量です。 これでおわかりでしょうか? 染色体と染色分体はそもそも違うものの名前です。 染色体とDNAは前に前述したとおりです。 >RNAを転写する際、DNAとヒストンの関係はどうなるのでしょうか。 RNAを合成する酵素などがほどきます。 解説するのは長くなりますので、こちらなどを参考にされてください。 染色体の構造など http://ocw.kyoto-u.ac.jp/general-education-jp/information-media-technology-and-its-inference-to-society/pdf/04.pdf http://133.100.212.50/~bc1/Biochem/cells.htm 下記の染色体とDNAの項 http://www.keirinkan.com/kori/kori_biology/kori_biology_1_kaitei/contents/bi-1/2-bu/2-3-6.htm http://wwwsoc.nii.ac.jp/jbiochem/magazine/82-03-03.pdf
お礼
リンクのご紹介ありがとうございます。 >『染色体とは、 細胞分裂期に「だけ」出現する構造体です。』 >『さらに折りたたまれているということです。』 そこなんですよねえ。 分裂期以外の時に存在する構造体も染色体なのではありませんかね。
- Tacosan
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「DNA が 46本」は勘違いされるかもなぁ.
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 具体的に教えていただけると参考になります。
お礼
ご指摘ありがとうございます。 mtDNAがあるからダメですね。 (3)の意味だと細胞小器官の遺伝子(?)も染色体になるということでしょうか。 染色体という言葉が厳密に(科学的に・専門的に)使いもんにならないじゃないですか。 >『一般的に染色体の形態として認識されている X 状の構造(右図中右上参照)はこの時期のものである。』 こんな単純な対象物を話題にしているのに、その「一般に」という断りの要るのがおかしいと思うのです。 専門用語を整理して定義しなおすのは私らの仕事ではありません。怠慢だと思われませんか。 原義が、分裂期のX状構造体というのは本当でしょうか。