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医薬中間体と医薬原体について
現在化学の研究を行なっていますが、少し疑問に思ったことがあります。もし宜しければアドバイスいただけないでしょうか? 例えば、抗癌剤を作っているとします。その抗癌剤は医薬品になることは分かるのですが、抗癌剤になるまでの化合物、つまり一番効くとされる化合物を合成している場合は、その合成化合物は医薬中間体なのでしょうか?もしくは医薬原体と呼ばれるのでしょうか? 説明が下手で申し訳ないのですが、医薬中間体と医薬原体の区別が分かりません。どなたか分かる方がいらっしゃれば教えていただけないでしょうか?よろしくお願いします。
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原薬(API)の関係者から言えば、原料→医薬中間体→原薬、と製造していくことになります。 原薬や医薬中間体の製造受託メーカーのWebページなどを見ると、製品リストには医薬原料、医薬中間体、原薬(API)などに分類されています。 ところが製剤の関係者から言えば、原薬(=原料)+賦形剤→薬剤となり、製剤を製造・販売するジェネリックメーカーのWebページなどでは「原料」といえばそれは原薬を指すことがあります。 なので、「医薬原料」と言った場合、それがAPIの出発原料を指すのか、中間体を指すのか、あるいは原薬を指すのか、その言葉だけからでは判断しにくいことがあります。 まあ、医薬中間体と言う場合はAPIの一反応手前までの中間体を指すことが普通で、原薬といえば活性本体そのものを指すことが普通でしょうね。
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- elpkc
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回答No.1
その合成化合物が、医薬品としての有効成分(効く成分)であれば、 原体(原薬)となります。 中間体は、その減退を合成するまでの過程の中間生成物のことを言いますが。