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光学異性体について

有機化学がわからないので質問させていただきます。 エナンチオマーの関係にある化合物は、物理的・化学的性質が同じとありますが。 医薬品でのオメプラゾール、エソメプラゾールは光学異性体の関係にあると知られています。 ここで、質問なのですが、上記の医薬品はエナンチオマーの関係にも関わらず、性質が異なるのはなぜなのでしょうか。 すみませんが、回答よろしくお願いします。

みんなの回答

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.5

ちなみにサリドマイドも全然効果が違いますな.

回答No.4

すでに回答がありますが、私なりに答えてみたいと思います。 エナンチオマーにある物質は旋光性を除いて化学的、物理的性質は同じですが、生体内に対する反応は異なることが多いです。これは、人間がL-アミノ酸やD-グルコースを選択的に取り込んで利用していることと同じです。 それと、オメプラゾールはラセミ体の医薬品であり、エソメプラゾールはオメルラゾールのs体のみを取り出したを有した医薬品です。 もともと、医薬品としてはオメプラゾール(商品名オメプラール)しかなかったのですが、医薬品の効果としてはr体よりもs体に効力があることがあることがわかったため、エソメプラゾール(商品名ネキシウム)がここ1、2年で医薬品として薬価収載されました。 これと同じようなことが、ゾピクロン(商品名アモバン)とエスゾピクロン(商品名ルネスタ)でもあります。

  • takkochan
  • ベストアンサー率28% (205/732)
回答No.3

まず、この質問でオメプラゾール、エソメプラゾ、ールなどというのは、一部の薬学系の人にはわかりますが、例えば純粋化学系の人にはわかりません。 この質問の内容から行けば、内容はそれほど高度ではないのに、マイナーな内容であるため、質問文が間違っていてもわからない点があります。 したがって、知っている人以外は、質問文の誤りのために正しい回答はできないことになります。 検索すればわかることですから、もう少し正確に質問してほしいと思います。 もっとも、例えばウィキぺディアに間違いがあれば、以下のことも成り立たないことになりますが。 エソメプラゾールはオメプラゾールのS-エナンチオマーであり、アストラゼネカは、単一のエナンチオマーであるエスメプラゾールはラセミ混合物であるオメプラゾールよりも・・・・ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%BD%E3%83%A1%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%AB オメプラゾールはラセミ混合物であり、そのうちエソメプラゾールはオメプラゾールのS-エナンチオマーだということのようです。 片方のエナンチオマーとラセミ混合物の間の関係ということになります。 まあ、回答としては、エナンチオマー間の関係と代わりませんので支障はありませんが、基本的な光学異性体のことを知らずに、このような一医薬品の質問をするのも奇妙だなと感じました。 回答自体は、すでに出ている回答と同じです。 基本的な光学異性体のことを勉強すればわかることです。 砂糖は甘いのに、そのエナンチオマーはなぜ甘くないのでしょうというのと同じレベルの質問です。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.2

単純に言うと 誰かと握手する際に、相手が右手を出してきた。 右手を出すと、すんなり握手できるが 左手を出すと、握手しづらい 生物側のタンパク質が受容体として「右手」を出しているところに「左手」を出した化合物が近づいても握手(結合)しずらいが、「右手」を出した化合物が近づけば握手(結合)しやすい。 生物は「自己複製」する存在なので、右手好きは右手好きを複製する。なので左手好きが生まれてこない。

  • ORUKA1951
  • ベストアンサー率45% (5062/11036)
回答No.1

 エナオンチマー(enantiomer)--鏡像異性体は、光学異性体ですから、物理的・化学的性質は同じです。しかし生物活性は異なります。(化学的性質が異なる場合もあります)  有名なところで、L-グルタミン酸ナトリウムは甘み成分ですが、D-グルタミン酸ナトリウムは甘みどころか、苦味すら感じる。  詳しくは、 キラリティー - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC )  高校の化学か生物で習うところですね。光学異性体、ラセミ体とか・・聞き覚えありませんか?