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人件費の捉え方に関して
ビジネス本などでよく人件費の捉え方を、 「一人の人間を雇っていくのに、実際会社には給料の二~三倍の費用が掛かっている」 などと書いてある事がありますが、 具体的にどのような費用が掛かっているのでしょうか?
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>「一人の人間を雇っていくのに、実際会社には給料の二~三倍の費用が掛かっている」 人件費の組み立てから考える必要があります。 給料(基本給・残業代・通勤交通費など) 賞与(年間賞与は、給料の4ヶ月分なんて会社もあります) 社会保険料(厚生年金の会社負担、健康保険の会社負担) 退職年金費用(退職金の支給に備えて毎年積み立てます) 福利厚生費(健康診断費用、社員旅行費用等々) 1ヶ月にかかるのは、こんな感じです。 給料 30万円(一ヶ月の給料) 残業代 5万円 通勤交通費 4万円(一ヶ月の通勤交通費) 賞与 10万円(年間4ヶ月 120万円÷12ヶ月) 社会保険料 6万円(一概に言えませんが・・・) 退職年金費用 5万円(退職給付費用が月5万円は多いですが) 合計 60万円 60万円÷30万円=2倍 ※月給30万円の給料の人を雇うには、毎月60万円かかります。 勿論、かなり概算で記載していますから実際には1.5倍~2.5倍程度の中に殆どの 会社が収まると思われます。 ※仮に残業が10万円/月、賞与が年間6ヶ月であれば、2.4倍程度になります。 一般的3倍の費用がかかると言う場合には、人件費の他に ◯賃借料 (100人の会社でオフィースの賃借料が200万/月ならば、2万円/人) ◯光熱費 (光熱費が100万円/月かかるならば、1万円/人) 等々の経費を人員で割った金額を加算すれば、概ね3倍程度になります。 但し、会社によっては収益体質が異なりますので一概には言えません。
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- fusajii
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gutoku2さんの回答に加えるとすると 一部重複するかもしれませんが・・・ 各人の机、 ロッカー、 制服、 健康診断費用、 トイレなど利用するわけだから水道光熱費、 それと従業員教育費用、 就業管理費用、 考えるといっぱいでてきますね。 但し、給料の2倍ならともかく、3倍は大げさですね。
- ojisan-man
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社会保険、健康保険、退職給付債務、福利厚生費などなど