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熱は温度が高いほうから低いほうへ流れるそうですが空気の場合、湿気はどうでしょう?
質問として成立しているか判りませんが御願い致します。 タイトルどおりですが熱は温度が高いほうから低いほうへ流れるそうですが空気の場合、湿気はどうなるのでしょう? 例えば温度25℃相対湿度50%の空気と温度24℃相対湿度90%の空気が混ざれば温度は25℃のほうから24℃へ流れますが、湿気は24℃(90%)のほうから25℃(50%)へ流れそうな感じがするんですがどうでしょうか?
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- htms42
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気体の場合、分布に不均一が存在すれば拡散で均一な方向に変化します。温度の不均一でも濃度の不均一でも起こります。気体分子は絶えず動き回っているからです。拡散の速さは温度に関係しますが拡散が起こるかどうかは温度には関係しません。 温度の違いは気体分子の運動エネルギーの違いです。 衝突にってエネルギーを交換していきます。 濃度の違いは拡散によって解消していきます。拡散は衝突を繰り返しながら起こることですから濃度の均一化と温度の均一化とは同時に起こります。 水蒸気も気体ですから濃度に違いがあれば拡散で均一な状態に移っていきます。 ただ拡散の起こる速さはそれほど速くありません。かき混ぜがあればかなり速いです。対流は密度の違いで起こるかき混ぜですから速いです。でも塊として動きますからミクロに混ざるのとの違いは残ります。 温度が異なる湿度100%の空気が接触した場合には水滴が生じる可能性があります。温度が低くなると飽和水蒸気圧が急激に小さくなりますので温度の高い空気の中に含まれていた水蒸気が気体として存在できなくなるということが起こります。
本当は絶対湿度(≡水の分圧≡水蒸気圧)で表さないといけないんですが、25℃と24℃での水の飽和蒸気圧はほとんど変わらないので、水は90%の方から50%の方へ「拡散」していきます。 なお湿度(%)=(絶対湿度/飽和蒸気圧)×100≡(水の分圧/飽和蒸気圧)×100 になります。
- ESE_SE
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湿度とは空気中に混在する水蒸気の飽和水蒸気量に対する割合ですので、温度とは同じように語れません。 温度の違う空気が接触したとき、いきなり混ざることはなく接触面で熱量が高い方から低い方へ移ります。 これにより温度の高い空気は温度が下がり、温度の低い空気は温度が上がります。 そして気温が均一になることで空気は混じり合うことが可能になります。 この時点で湿度は平均化します。 ちなみに空気の温度が下がって飽和水蒸気量が下がり、空気に含まれる水蒸気量よりも下回ったときには 余剰分が雨・雪などの液体・固体として析出します。 温度の本質は熱エネルギー、湿度の本質は水分子。 そう考えると挙動が違うのは当然ですね。
お礼
やはり湿度と温度は別の挙動なんですね。ありがとうございます。
お礼
絶対湿度の重いほうから、軽いほうへ拡散していくということですね。ありがとうございます。