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会社再生の手順
私の付き合っている男性が資本金300万、従業員0人、役員は元妻のみという有限会社の社長です。この会社、平成18年度までの申告(決算?)は行なっておりますが、業績不振にて税務署に休眠(?)の届け出もしないままただ会社を放っておいて現在に至るという状態です 最近になってようやく事業を再開できるメドが立ったようで、放っておいた会社を再開させ事業活動をしたいという意向のようですが、そのためにしなくてはいけないことをご教授願いたく質問させていただきます。 会社には銀行、信金等への借金はありませんが、会社名義で買った車のローン(信販系)の支払いが滞り、3年くらい前に車は引き上げられています。 また、今では資本金1円でも会社は設立できるので、かかる金額を考えたら古い会社は清算し新規に会社を作った方が良いようでしたらそのようにもお教えいただければ幸いです。 (彼は『業績が芳しくなくなったのは休む前の3~4年でそれ以外は普通にやってきた。24年という会社の実績は大きい、作ったばかりの、しかも資本金が1円なんて会社は世間的にはなかなか信用してもらえない』と、今ある会社の存続を第一に望んでいるようですが…) どうかよろしくお願い致します。
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- gutoku2
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休眠の場合の申告 法人税 会社を清算しない限り申告をしなければなりません。 毎年の申告をしていなかった様ですが、無申告です。 (所得金額ゼロでも申告しなければなりません) → 無申告加算税がかかります。 地方税 地方税(法人市民税等、法人県民税等)は、均等割がありますので所得が ゼロであっても、年間7万円(程度)の納税義務があります。 7万円×休眠した期数 + 延滞税を納付する必要があります。 >会社は清算し新規に会社を作った方が良いようでしたらそのようにもお教えいただければ幸いです。 休眠のメリット ◯繰越欠損金(赤字)がある会社は、その赤字を繰越できます。 ※ 例 平成16年3月期 ▲500万円の所得 で以後休眠 平成21年3月期 1000万円の所得であれば、繰り越された ▲500万円を加味して、今年の所得は500万円になります。 ◯老舗を名乗れる 創業24年を名乗っても嘘ではありません。 → 上記の2点だけがメリットです。 今回のメリットは老舗を名乗るだけで、繰越欠損金のメリットは使えません。 (例え繰越欠損金があっても、無申告では欠損を繰り越せません) メリット 老舗を名乗る デメリット 無申告加算税の納付、延滞している地方税及び延滞税の納付。 上記を天秤にかけて、メリットの方が大きければ休眠会社を復活させて下さい。 ※営業活動を再開するには、滞納している税金を納付しなければなりません。
お礼
詳しく教えていただきまして、ありがとうございます。 明らかに新会社設立の方が費用は少ないようです。 話をしてこれからのことを決めようと思います。