休眠会社の活用、新会社設立どっちがお得？

質問

新事業立ち上げの為に、休眠有限会社の活用か新会社の設立を考えています。
有限会社(資本金500万）が10年ほど休眠しており、資産無し。500万増資して株式に転換し、定款の変更などの手続きの後、許可申請をする。この場合は、確定申告をして納税証明書が必要となります。または、全く新たに株式会社を立ち上げ、許可申請をする。どちらが、お得なのでしょうか？

回答No.2

noname#3856 · ベストアンサー

＞有限会社を500万増資しても資本金1000万円の有限会社としかならないわけでしょうか。

既存の「有限会社」のまま増資をすること自体は可能ですので、表面上資本金１０００万の有限会社にすることはできます。
但し、負債が資本に食い込んでいるために「純資産額」は５００万円しかないということになりますね。

「組織変更」は「有限会社の解散」と「株式会社の設立」を行う行為です。
そして「株式会社の設立」には「最低資本金１０００万」という制限があります。
位置から設立する場合には、「銀行の保管証明」で１０００万円の「証明」を行うわけですが、「組織変更」の際には、「貸借対照表」で１０００万の「純資産」があることを証明する必要があります。

現在資本金５００万円の有限会社に「５００万円以上」の純資産があるならば、５００万円の増資を行って、資本金１０００万（＆純資産１０００万以上）とし、その上で貸借対照表を作成して、組織変更決議を経れば、資本金１０００万の株式会社を設立することができます。

お礼

良くわかりました。ありがとうございます。また少し考えてみたいと思います。

回答No.1

noname#3856

＞有限会社(資本金500万）が10年ほど休眠しており、資産無し。

これでは５００万増資しても「純資産」が１０００万とはならないですね。

組織変更の際には「純資産が１０００万」あることを貸借対照表を作成して証明する必要があります。

従って、１０００万積んで株式会社を設立するということになると思いますが。

お礼

ご回答ありがとうございます。なるほど、とすると有限会社を500万増資しても資本金1000万円の有限会社としかならないわけでしょうか。