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クラウドコンピュータ
お世話になっております。 私は文系の人間ですが、最近流行のクラウドコンピューティングという概念が今ひとつ理解できません。 SAASやPaaS、SOAなどとどう違うのか?(ピントはずれ?)分り易く説明していただけると幸いです。 以上宜しくお願いいたします。
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1です。 SaaSとASPの違いですが、しいて言うならば、「生まれた時期が違う」ということでしょうか。 考え方は基本的に変わらず、ASPが普及したときに問題になった点に関して、内的、外的要因により改善がすすみ、マーケティング的に改めて打ち出す際に作られた言葉と考えるのがよいのではないかな、と思います。 たぶん既にお読みになられているかもしれませんが、下記の記事は比較的わかりやすいのではないでしょうか? http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/lecture/20070219/262331/
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- lvn0830
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IT業界でマーケティングを行なっているものです。 IT業界のマーケティングではよく使われる手法ですが、「クラウドコンピュータ」という言葉は、自分のところの製品・サービスを他のサービスと差別化するために使われる、相当インチキな言葉です。 ですので、クラウドコンピュータ、という言葉が出てきた背景を理解すれば、「あー、なーんだ」という言葉であり、がんばって勉強する必要はない言葉だと私は思っています。 元々「クラウドコンピュータ」という言葉は、Googleのエラい人が一番はじめに利用した、と言われています。マイクロソフトやその他の、従来の商品・サービスと、Googleのサービスを線引き、あたかも「新しい概念のコンピューティング」という印象を与えるために使った言葉だと思っています。 ただ、この言葉が予想以上にお客様の心にヒット。なんでもかんでも「クラウド」とつけるだけで、商品も売れる、セミナーの集客も上がる、という現象がおき、質問者の方がおっしゃられているとおり、これまで似たようなサービスを行なわれていた人達が、こぞって「うちはクラウドコンピューティングを提供しています!」と言い始めたのです。 たしかに、「うちはPaaSやってます」というより、「うちはクラウドコンピューティングやってます」といったほうが、ウケがいいですよね。 ですので、現状、SaaSやPaaSなどもすべて「クラウド」といえば「クラウド」。「クラウドコンピュータの定義は?」といわれても、誰も答えられない理由はここにあります。 最近は、非常に強引だと思いますが、GoogleやAmazonなどを「エクスターナルクラウド」と呼び、自社で所有し、自社内で運営する情報システムを「インターナルクラウド」と呼ぶような言葉も出来てきていますので、「クラウド」という言葉が非常にあいまいなものであるということも理解いただけるのではないかと思います。 個人的には、ちょっと前に流行した「ユビキタス」と同じで、そろそろ言葉としてなくなっちゃうのではないかな、と思っています。 ただ、ITシステムのコストを下げるために重要なこと、 ・運用は機材を自社で持たず、アウトソースをしたほうがいい ・リソースは共有して持ったほうがいい ・従量課金制度を導入したほうがいい ・システムの立ち上げはすばやく出来たほうがいい といった考え方を多くの情報システムの方に浸透をさせたという役割は大きいと思います。 PaaSやSaaSなどのビジネスも、「クラウド」という言葉によって、おそらく加速するのではないでしょうか。
お礼
ご回答有難うございます。 NRIの方が書いてある「クラウドの衝撃」を読みましたが、内容はなかなか濃くて面白かったし、lvn0830様が最後に書かれているようなメリットがあるようですね。ただセキュリティの面や政治的な問題があるようですが。 それはともかくもう1つお伺いしたいのは、ASPとSaaSはどう違うのでしょうか? ASPの中のsaas?それとも逆なのか、そもそも次元が違うのか。 稚拙な文章で申し訳ありませんが、お答えいただければ、幸いに存じます。
お礼
lvn0830様 度重なる返信に感謝いたします。 提供いただいた記事の存在は知りませんでしたが、非常に分かりやすかったです。また偶然にも書かれている方が「クラウドの衝撃」の著者と一緒ですねw また何かありましたら宜しくお願いいたします!