- 締切済み
決まると決める
○小野さん、何を買うか 決まりましたか。 ○明日から 連休ですが、どうするか 決めましたか。 以上の二つの文が、どれも正しい日本語ですが、「決まる」と「決める」のニュアンスの違いが分かりません;置き換えても意味は変わらないですか。 ********* ○これは明日会議で使う資料です。 「明日会議に使う資料」に置き変えてもいいですか。 以上よろしくお願いします
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- OKAT
- ベストアンサー率38% (247/639)
「決まる」と「決める」は自動詞・他動詞の差です。 それぞれの動詞の主格については、No.2の35to1さんが書いていらっしゃるとおりです。別の例を挙げれば 会議で、方針が決まった。(「方針」が主格)-自動詞 会議で、方針を決めた。(会議をした人びとが主格)-他動詞 会議で使う資料 会議に使う資料 この違いは「で」、「に」という格助詞の意味の差です。「で」は「動作・作用の行われる場所・場面を表す。「に」は動作・作用が行われる時・場合を表す。ということは、ほとんど意味が近く、置き換え可能と考えられます。
- 35to1
- ベストアンサー率30% (45/146)
初めに回答した者です。ほかに回答がつかないので すこし補足したいとおもいます。 まずサンプルの文の助詞を省かずに「決める」「決まる」で表してみました。 ○小野さんが何を買うかを決める ○小野さんの何を買うかが決まる ○明日から連休ですが、どうするかを決めましたか ○明日から連休ですが、どうするかが決まりましたか ここで「何を買うか・どうするか」に注目してください。 「決まる」ケースでは「何を買うか『が』決まる」と主格になっています。「何を買うかを決まる」とは言えません。 「決める」ケースでは「何を買うか『を』決める」と対格になっています。「何を買うかが決める」とは言えません。 これが文法としての「決める」「決まる」の違いです。 つぎにニュアンスについてですが 「誰が決める」のか「何を決める」のかを言いたい場合と 「何が決まる」のかを言いたい場合とで使い分けるのだとおもいます。 使い方にもよりますが、 「決める」は当事者的で 決定した当事者にちかい視点であり、 「決まる」は第三者的で 当事者の意思決定からはすこし遠いところからの視点 と言えるとおもいます。
- 35to1
- ベストアンサー率30% (45/146)
専門家ではないので参考まで。 「決まる」は決まるもの(何を買うか・どうするか)が主格で 「決める」は決める人(小野さん(は))が主格です。 使い分けが必要ですが無意識に使い分けられているとおもいます。 「会議で使う」は「会議に使う」に この場合は置き換えても問題ないとおもわれます。
お礼
ご丁寧に教えていただきまして、誠に有難うございました。