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ヨーロッパの街づくり!
現在就活中で、鉄道の企業研究を行っています。そこでヨーロッパの街づくりに対して疑問があります! 日本の街づくりは駅が中心ですが、ヨーロッパは教会中心で駅から離れた所に市街地があったりしますよね。 なぜわざわざヨーロッパは、市街地から離れて駅を作ったのでしょうか。 お答えいただけると、企業研究に役立ちます!お願いします。
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- uske-x
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ヨーロッパの多くの都市では、鉄道登場以前に都市計画がある程度完成していました。 この都市計画は質問者さんのご指摘通り、教会と広場を中心にしたものです。 市街地外縁部への鉄道駅設置は、鉄道登場以前に進められてきた都市計画に影響を与えない形での鉄道敷設の方法として行われました。 詳細については参考URLを参考にされると良いと思います。 (窪田陽一「都市景観の形態的特質とその形成要因」国際交通安全学会編『国際交通安全学会誌』28号、2004)
- ultraCS
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ヨーロッパでは日本のように家屋の世代交代はほとんど行われません、鉄道誕生以前に既成市街が完成していましたから、それを立ち退かせて市街地に鉄道が乗り入れるのは用地取得の面で不可能でした。 日本でもこの事情は大きく変わるわけでは無く、明治期の鉄道駅は街道沿いの市街中心を避けて用地取得の容易な場所に作られたことが多かったのです(一部の軌道は街道の併用軌道として建設されたので停車場は最初から中心地にあった)。ただ、日本では家屋が永久的ではないのと同様、市街地が世代交代を行ううちに結果的に駅中心の街に写っていったケースが多いのでしょう。なお、小林一三による私鉄と市街地を併せて開発する都市モデルが登場してからは最初から駅は市街の中心に置かれるようになります。 なお、鉄道駅が旧市街に位置していない原因としてしばしば取り上げられる鉄道忌避伝説(有名なのは中央線と甲州街道)は、実際には記録がほとんど無く、根拠がない話が一人歩きした可能性が高いという指摘を、近年、青木栄一氏がされています(「鉄道忌避伝説の謎」吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、鉄道を研究するなら、この本は是非読んでください。
お礼
お答え頂き、どうもありがとうございました! なるほど!といった所が今の感想です。 確かに、日本の住宅はヨーロッパの住宅よりもはるかに短命ですよね。 そこに鉄道も関連していたのには気付きませんでした。 鉄道業界研究の延長として、街づくりにも興味を持ってきたので、是非読んでみたいと思います!
お礼
参考URL共に、お答え頂きありがとうございました! わざと教会と広場から離れて作ったわけではなく、鉄道の建設が急を要した結果だったのですね。納得しました!