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ヨーロッパでは戦争に負けると人民は奴隷になった?
ヨーロッパ史は恥ずかしながら勉強不足で全く存じ上げません。 ある人からつぎのような話を聞きました。 ヨーロッパでは戦争に負けると人民は奴隷になった。 市街地にまで城壁がめぐらされているのはそのためである。 日本の戦国時代は戦争に負けると城主は殺されても、下級の兵士や百姓が奴隷にされることはなかった。 白人が黒人を奴隷にしたという話はよく聞きますが、これ以外で 戦争に負けたために人民が奴隷にされたという事例を具体的に教えてください。 よろしくお願いします。
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奴隷と言っても、どれが奴隷の仕事か?って色々定義することができると思います。 まあ、明らかなのは、名称が付いてる欧米の『奴隷売買』ですよね。 わざわざ、アフリカまで、人狩り行ったんだから。 正式名称分からないですが、 古代の人力の船同士の戦いで、下部で一生懸命オール漕いでるのは、 敗戦国から連れてこられてきた人。 普通戦争では、敗戦国のTOPは殺すか幽閉し、 兵士は自軍に組込んで、一番危険な尖兵として使う。 これで自軍はドンドン大きくなる。 この繰返し。 古代ローマも、ナポレオンも、元寇の元軍も、古代中国も、日本戦国時代も。 一番最近では、ナチスドイツ。 ポーランド人、オランダ人などの部隊を編成している。 これらは、ある意味自分の意向と違う意味では、奴隷と言えるかも知れません。 死まで至るのは、ナチスドイツのユダヤ人。 オランダ、イギリス、フランスだって医学進歩のために、 捕虜捕衆を使って、解剖なんかの人体実験してるし、 日本だけじゃない。 捕囚として有名なのは、ソ連のシベリア抑留。 シベリアには、日本人だけでなく、ドイツ人、ポーランド人など、 各占領地から送られ、使役させられている。 イギリスは、シベリア抑留に対してとても肯定的で、 イギリス自体も、ドイツ人捕虜を帰国させないで、 戦後になっても自国の復興のために、長期間使役させている。 だからイギリスは、ソ連のシベリアを支持したらしい。 シベリアは、日本人の人数が圧倒的に多かったから、 ヨーロッパ人の抑留は、あまり知られていないが、 使役量、待遇はあまり変わらないはずなのに、 ヨーロッパ人の死亡率は、日本人より断然高かったらしい。 その後釜として、在抑留地からモスクワの近くまで移動させられた日本人も居た。 シベリアは、給糧、待遇、非常に悪いし、 労働過酷だし、これは完全に奴隷でしょう。 まあ、ソ連自体貧しかったから、給糧できなかったとも言える。 中国、北鮮でも、日本人の使役が行われた。 ソ連同様、貧しかったから、給糧できなかった。 第二次大戦の戦勝国で、使役を行わなかったのは、 多分、自国が戦場にならなかったアメリカくらい。
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- eroero4649
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>日本の戦国時代は同じ日本民族が戦争を繰り返していましたけどヨーロッパや中国ではそういうことはなかったということですか? んなこたァ申し上げてないです。日本は異民族に攻めてこられるということがほとんどなかったのですが、外国は国によっては頻繁にあるということです。 ただ、ヨーロッパと一口にいっても、西にドイツ、東にロシアという大国に挟まれたポーランドと、西の最果てにあるポルトガルを一緒くたにすることはできません。その国、その国によってそれぞれに長い歴史があるのです。 >あるいは同じ民族が戦争をすることはあったが、少なかったということでしょうか? そんなこともいってません。行間を読んでくれないのも困りますが、読まれすぎるのも困りますなあ。 >また実際に戦争になって奴隷になった具体的なケースなどはありますか? 山ほどあるで。それこそカエサルがガリア征服をして帰ってきたときの戦利品の中に確かヴェルキンゲトリクスの妻や娘がいたはずですよ。 ただ、質問者さんの知識の範囲の中でイメージする「奴隷(首を繋がれて鞭で打たれながら作業をさせられる)」だけが全ての奴隷ではないってことです。 ゲームを全く知らないお爺ちゃんやお婆ちゃんがゲームってのは全部ポケモンみたいなものだと十把一絡げにするとそうじゃないんだよ、って思いますでしょう?それと同じです。 >奴隷というより皆殺しですか? >皆殺しにされた具体的なケースなどはありますか? そのへんはモンゴル帝国(チンギス・ハーン)にゴロゴロしています。当時バグダッドというのは世界最先端の都市のひとつでもありました。中東各地のインテリはバクダッドを目指し、その図書館の蔵書は世界有数のものといわれていました。中世辺りはヨーロッパより中東のほうが科学は発達していたのです。 そのバクダッドを徹底的に破壊したのがチンギス・ハーンその人といわれていますね。日本でいうなら、京都と奈良のお寺をひとつ残らず全部焼いちゃたみたいなものですね。 ちなみにモンゴル帝国は、逆らうと皆殺しに略奪強姦に徹底破壊ですが、降伏すると割と寛容な帝国でもありました。外国人でもチンギス・ハーンの側近になれる人もいましたからね。 今シリアなどの難民がヨーロッパに大量に押し寄せていますよね。ヨーロッパなどの民族大移動って、ああいう感じなんですよ。自分の国が戦争で危ないから逃げよう、どうもあっちのほうは豊かで平和らしいっていうとそっちに一族郎党ご近所さんも一緒にみんなで移動するのです。今はこういう時代ですから平和裏にやっていますが、昔はそこは力づくでお邪魔するってわけなのです。 あの規模でこられたら、そりゃ町をまるごと囲まないと来られる毎に町が焼き尽くされて略奪されてしまう、と思いますでしょ。 歴史の世界でも日本はガラパゴスなので、ガラパゴスを中心にして世界を見ると世界が異常に見えてしまうんです。
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再回答をありがとうございます。 >>日本の戦国時代は同じ日本民族が戦争を繰り返していましたけどヨーロッパや中国ではそういうことはなかったということですか? >んなこたァ申し上げてないです。 ヨーロッパでも同じ国の民族が戦争をすることはあったということですね。 それは具体的にはどのような例がありますか? またヨーロッパの城郭都市はそのような内戦に対しての防御という意味合いで作られたものなのでしょうか? それとも異民族の攻撃を防御するために作られたのでしょうか? >山ほどあるで。それこそカエサルがガリア征服をして帰ってきたときの戦利品の中に確かヴェルキンゲトリクスの妻や娘がいたはずですよ。 そのほかにはどんな例がありますか。 特に、破られた都市に住む住民が奴隷になったということがあれば、その具体例を知りたいです。 もう一度私の質問文を読んでいただきたいのですが。 「白人が黒人を奴隷にしたという話はよく聞きますが、これ以外で 戦争に負けたために人民が奴隷にされたという事例を具体的に教えてください。」というのが質問です。 よろしくお願いします。 >ただ、質問者さんの知識の範囲の中でイメージする「奴隷(首を繋がれて鞭で打たれながら作業をさせられる)」だけが全ての奴隷ではないってことです。 回答者さんには私の頭の中のイメージが見えるんですか(笑) まあ、質問文に奴隷の定義を書いておかなかったのがよくなかったんでしょう。 「奴隷(どれい)とは、人間でありながら所有の客体即ち所有物とされる者を言う。人間としての名誉、権利・自由を認められず、他人の所有物として取り扱われる人。所有者の全的支配に服し、労働を強制され、譲渡・売買の対象とされた。」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B4%E9%9A%B7より引用。 ウィキペディアにはまちがいが多いですし、もしこの奴隷の説明文におかしい点があれば教えてください。 >降伏すると割と寛容な帝国でもありました。外国人でもチンギス・ハーンの側近になれる人もいましたからね。 これはモンゴル帝国が敗戦国の民を奴隷として従わせたということではなく、敗戦国の民を自由人として扱うこともあったということでしょうか?
- eroero4649
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奴隷にされるというより、ヨーロッパや中国の場合は民族や宗教が違う相手が攻めてくる場合が多かったんですね。言葉が通じない連中がやってくるのです、地続きだから。 そうすると、近世になるまでの異民族、異教徒ってもう相手は人類じゃないんです、お互いにね。エイリアンが攻めてくるような感覚に近かったんですよ。言葉も通じないし服装も違うし、肌の色やらなにやらも違うわけですからね。 もしエイリアンが攻めてきたら、やっぱり恐ろしいじゃないですか。とりあえず捕虜というより殺してしまえとなりますよね。特に異教徒が相手だと、異教徒というのはもう間違った教えを信じている連中ですから、殺しておかないとGみたいに増えちゃったら大変なことになる、っていうのがあるわけです。Gに慈悲はかけないでしょ?むしろ殺さないと増えちゃうって思うでしょ。それと同じなんです。 それは中国も同じです。中国の場合は北方騎馬民族なんかがやってくるわけです。 騎馬民族の場合は、もう根っこの考え方が「食べ物が欲しくなったら南に行って畑から持ってくればいい」というものなのです。自分たちが農耕をしないから、その大変さがわからない。自然に実がなったものなんだから、俺たちがちょいと貰ったっていいじゃねえかと思っちゃってるわけです。話が、価値観が通じないのです。 だからこの場合はもう中国人からすると彼らがGですよね。季節になるとワラワラとどっかから出てくるわけですから。金を払えば適正価格で売ってやるからといっても、相手はしち面倒くせえ、お前の首を刎ねたらタダで全部もってけるじゃねえかとなってしまうわけだから話し合いにならない。しかも住んでるところが大平原で農耕してないから土地に縛られないので、こっちから攻めていっても捕まらないのです。面倒くさいでしょ・笑。そりゃ延々とホイホイ(長城)でも置き(築き)たくなるというものでしょう? あと、ローマ帝国の「奴隷」となると、我々のイメージする奴隷とはちょっと意味が変わってきます。ある一種の身分制度というか、ニュアンスとしては現代日本で置き換えると、ローマ市民が正社員で、奴隷は非正規社員みたいな感じになってきます。例えば市民の子供の教育係を奴隷がやるようなケースもあったので、ちょっと奴隷ってイメージではないでしょう?
お礼
回答ありがとうございます。 >ヨーロッパや中国の場合は民族や宗教が違う相手が攻めてくる場合が多かったんですね。 日本の戦国時代は同じ日本民族が戦争を繰り返していましたけど ヨーロッパや中国ではそういうことはなかったということですか? あるいは同じ民族が戦争をすることはあったが、少なかったということでしょうか? また実際に戦争になって奴隷になった具体的なケースなどはありますか? 奴隷というより皆殺しですか? 皆殺しにされた具体的なケースなどはありますか?
私も浅い知識と拙い記憶申し訳ないのですが、ローマ帝国は、奴隷として扱うよりも、自治権まで与えていたと思います。 戦争に負けて奴隷として扱われた例は、第二次大戦終了間際ソビエトが侵攻して、日本兵の多くがシベリア送りにされました。 壮絶だったようで、あまり多くの書作は残っていないようですが、シベリア鉄道は、その産物で有名ですよね。
お礼
回答ありがとうございます。 回答をもとにぐぐってみました♪ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%81%AE%E5%A5%B4%E9%9A%B7 高度専門職、高度な行政事務に携わっていた奴隷がいたなんてびっくりです。 シベリア抑留についてもぐぐってみました♪ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%8A%91%E7%95%99 戦争に負けると悲惨ですね。 戦争ってイヤですね。
お礼
回答ありがとうございます。 >普通戦争では、敗戦国のTOPは殺すか幽閉し、 日本の戦国武将の最後についてはいろいろ史料が残っているようで ウィキペディアなどを読んでもおっしゃる通りと思います。 > 兵士は自軍に組込んで、一番危険な尖兵として使う。 たしかにこれはありそうです。 奴隷といえるかどうかわかりませんが。 日本の戦国時代などで、敗戦国の下っ端の兵士がどういう扱いをうけたのか 何か史料などは残っていますでしょうか? ソ連のシベリア抑留はググってみて、ウィキペディアの記述などをよんで これは奴隷といえるかもしれない、と思いました。 中世のヨーロッパで戦争に負けて奴隷になったケースなどはありますか?